Archive for 'お知らせ'


講師の佐々木です。長く続いた暑さが和らぎ、やっと秋を感じる季節になりましたね。しかし、もう11月になろうかというところ、あっという間に冬に差し掛かっていくのでしょうか…。
と、言うことで今回の大型モチーフも秋を通り越して「クリスマス」仕様となっております。過去のこの時期の大型モチーフを振り返ると、クリスマスに寄せて組んだものはなんと約10年前!!当時、描いた方もいらっしゃることでしょう、覚えていますか?覚えてないかな…笑
絵になりそうな描きどころポイントをいくつかつくって組みましたので、気に入ったところを例えばいつもより小さめのサイズで描いてみて、完成した作品をクリスマス時期に玄関やリビングなどに飾ってみてはいかがでしょうか?きっと素敵なはず!
※モチーフは12月20日(水)までとなります。




アトリエ・フラン研究科展
2023年5月9日(火)〜5月14日(日)
三鷹市美術ギャラリー[入場無料]
11:00〜19:00(初日=14:00より 最終日=17:00まで)

 アトリエ・フラン研究科展は隔年で開催をしている、研究科生と講師陣の展覧会です。今回で13回目の開催となります。当アトリエでこれまでに描いた油彩をはじめデッサン、水彩、日本画の静物画を中心に個性豊な力作が集まりました。他にも人物画や風景画、抽象画など、アトリエ・フラン研究科らしいバラエティに富んだ作品が並ぶ展覧会となっています。ゆっくりと楽しんでご鑑賞ください。

5月~7月のモチーフ

 変わりやすいお天気ですが、日差しが明るくなり街路樹の緑も鮮やかさを帯びてきたように感じます。目には青葉山ほととぎす初鰹と言ったところでしょうか。皆さまいかがお過ごしでしょう講師の加藤です。さて今回のモチーフは卓上だけではなく、視野を少し広げて室内を描くような感じに組んでみました。カーテンに似せた布や椅子、机を使って空間構成を楽しんでもらえればと思います。大きめの画面でのびのび描くも良し、中、小画面でもモチーフそれぞれの材質感などまでこだわって描き込むも良しです。
 前述の句のようにとはいきませんけど、目にはお花耳にはギター口にはパンやらワインと五感を刺激してますよ、と無理やり言えないこともありません。これはちょっと苦しかったかな。

 お知らせ
 およそ2年に一度の開催が恒例となります「アトリエ・フラン研究科展」が催されます。研究科生の力作ぞろいですので皆さまぜひこ高覧ください。

日時
2023年5月9日(火)~14日(日)
open11:00 ~19:00
※初日は14:00から 最終日は17:00まで
場所
三鷹市美術ギャラリー(三鷹コラル5F)
入場無料



この数日で急に肌寒くなってきて着る物に迷う季節です。寒くなるのは嫌だけど、秋は植物が色づき、空の高さを感じるとモチーフになる物が見つかりそうでちょっぴり嬉しい季節でもありますね。さて、今回の大型静物はだいぶ渋~い感じにしてみました。茶色っぽい物が多いですが、褐色系の色でも黄味から緑味、オレンジに近かったり赤味や焦げ茶と幅を持って扱えば大変豊かな色相と言えます。そこへ絵具の透明性か不透明性かの選択、白や灰色での形態感の肉付けが加われば重厚感のある油絵が描けそうですねぇ。油絵具の物質感いわゆる可塑性を生かしてゴツゴツした質感を出すのも面白そうです。水彩ではやや明るく捉えて、銅の器物の輝きや南瓜の鮮やかな色味など描いてみてはどうでしょうか。12月20日までセットしてあります。(加藤)

絵画標準規格最小サイズF0(ゼロ)号(14cm×18cm)の作品のみでの展覧会です。
手のひらサイズの作品を縦横均等に壁一面に並べ、そこから見えてくる数々の個性が凝縮された小さな世界を皆で堪能することが目的です。
第5回目となる当展は、研究科生(一般クラス)を中心に受験科卒業生や講師も交え、前回にも増してバラエティに富んだ小さな作品が集まりました。ごゆっくりご覧ください。

◆日時
2022年10月21日(金)~10月26日(水)
OPEN 11:00~19:00

※初日は15:00から 最終日は17:00まで

◆場所
しろがねGallery

http://www.shiroganegallery.com/

JR三鷹駅南口徒歩5分 しろがね通り沿い
東京都三鷹市下連雀3-29-1

サマースクール



 暑い日が続いていますが、研究科は只今サマースクール開催中です。人物画コースと自由制作コースそれぞれ各人とも熱心に制作されています。人物モデルは今年3月以来久々とあって、描く筆にも一層熱が入る様子です。まだまだ厳しい暑さが続きそうですから、みなさま体調には十分気をつけて最終日までがんばりましょう。アトリエ・フランは8月24~31日まで夏期休講となります。研究科通常授業は9月1日より再開です。

3・4月のモチーフ




 日ごとに陽差しが明るさを増してきて季節は春めいて参りました。道行くと風景にも花の色がちらほらと見え始め色づくのが楽しみでございます。さて今回のモチーフですが小さな貝殻や木の実、ガラス玉などが並び、蒐集箱を広げたような雰囲気で組んでおります。近づいて眺めていると枯れて縮んだ木の葉と渦を巻く貝殻の形がどこか似ているように見えたりして、生き物という精巧な科学が人知れず咲いては枯れていくのだなあ、その美しさの真理を私は知り得るのだろうかなどと感慨に耽ったりいたします。と同時に何か想像力のようなものが湧いてくる気がしますので、みなさんの想像力にも刺激となれば喜ばしいことです。配置は正面性が強く、奥行きも浅い空間としてみました。F30位~F0、SM、または変形の細長いキャンバスに描いたりするのも面白いかも知れませんね。(加藤)

11・12月のモチーフ


こんにちは、丹澤です。今回の大型モチーフは、かぼちゃ、南瓜、カボチャです。秋は実りの季節、たくさんのカボチャをごろっと並べ、収穫を喜ぶ傍ら、高みからカラスが何かを狙っている構図です。形としては球体形が多いので基礎的な明暗が見やすく立体感が出せるのではないでしょうか。着彩ではカボチャの影色に面白さがあるでしょう。特に午前中は明るいオレンジ色の影がとても綺麗です。空間としては大小さまざまなカボチャが前後左右にあるので手前と奥を強めに意識して描く必要がありそうです。もちろん色彩中心で表現するも良し、統一感のある画面になりそうです。今年最後の大型モチーフをどうぞお楽しみ下さい。


アトリエ・フランの入口のエレベーターホールにて、受験本科生(昼間部)の生徒の二人展を開催しています。授業課題の一つとしての作品展示ですが、普段よりも時間をかけた力作となっていますのでお越しの際、お帰りの際にぜひご覧下さい。ご感想なども頂けると本人たちの励みになると思います。
※11月6日(土)までの展示です。

サマースクール


みなさま、いかがお過ごしでしょうか。今年のサマースクールも無事終了。人物コースでは男性モデルがベストやキャスケットのコスチュームで、どことなく古きヨーロッパの雰囲気の漂う中(?)制作していきました。じっくりと時間をかけて1枚を仕上げる方、毎回場所を変えクロッキーに徹する方、画材や技法はさまざまで、それぞれに見応えのある仕上がりになりました。そしてなにより参加くださったみなさまが真剣かつ楽しそうに制作されていたので私たちも嬉しく思っております。まだまだ心配が続く世の中ですが、秋からも換気、消毒を徹底し少しでも安心して制作出来る場を用意していきます。9月は1日からスタートです。どうぞよろしくお願いいたします。(丹澤)

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