Archive for 'レポート'

絵画標準規格最小サイズF0(ゼロ)号(14cm×18cm)の作品のみでの展覧会です。
手のひらサイズの作品を縦横均等に壁一面に並べ、そこから見えてくる数々の個性が凝縮された小さな世界を皆で堪能することが目的です。
第5回目となる当展は、研究科生(一般クラス)を中心に受験科卒業生や講師も交え、前回にも増してバラエティに富んだ小さな作品が集まりました。ごゆっくりご覧ください。

◆日時
2022年10月21日(金)~10月26日(水)
OPEN 11:00~19:00

※初日は15:00から 最終日は17:00まで

◆場所
しろがねGallery

http://www.shiroganegallery.com/

JR三鷹駅南口徒歩5分 しろがね通り沿い
東京都三鷹市下連雀3-29-1


驚く程の猛暑が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

研究科の通常授業は、受験生の夏期講習会のため8月31日までお休みさせて頂いておりますが、毎年恒例のサマースクールは7月末から始まり佳境に入ってきました。

参加者の皆さまは猛暑にもかかわらず人物コース、自由制作コース共に精力的に描いていらしゃいます。

今年の人物コースのモデルさんはノースリーブのニット、ショートパンツ、サンダルいう夏らしいコスチュームです。ポイントとしてロングへヤーに合うキャスケット帽、手には青リンゴを持っています。目線を少し下げていることで表情は哀愁を帯びたようにも感じられ、絵作りのきっかけになったのではないでしょうか?

今回のポーズで難しいのは立てている足の量感を出すのとその足で隠れている身体を描くところだと思います。参加者の皆さまにはこの点を意識しながら進めてもらっています。

さあラスト1回、完成に向けて頑張りましょう。

講師 佐々木

玉堂美術館

講師の佐々木です。

今回は奥多摩の青梅市御岳にある玉堂美術館をご紹介します。

日本画の巨匠である川合玉堂(1873ー1957)が晩年を御岳で過ごし、御岳渓谷の自然を愛していたことからその地にできた美術館です。

玉堂の作品は都内では東京国立博物館や東京国立近代美術館が代表作を数点所蔵していますが、この美術館では青年期の写生から(もの凄く上手です、おすすめ!)晩年までの作品が様々展示されています。さらに美術館内には石庭もあり、そこからみる御岳渓谷の景観もとても素晴らしく、癒されます。

実は、この美術館はアトリエ・フランでかれこれ20年近くも5月の連休にイベントとしてに受験本科の生徒を連れて行っている場所なのです。ここ数年は美術館見学の前に最寄の御嶽駅の一つ前の軍畑駅で下車して御岳渓谷遊歩道をハイキングしています(こちらもおすすめ)。

奥多摩は三鷹から電車で1時間ちょっとでで行ける自然あふれるところです、研究科の皆さまも行く際はぜひ玉堂美術館にも足を運んでみてはいかがでしょうか?



 現在研究科のサマースクール開催中です。今年の人物モデルは浴衣姿。なかなか情緒があってやっぱりいいものです。日本の夏には浴衣ですね。すっきりしない空模様の多い今年の夏ですが、絵の中では夏らしさを味わえる佳作が出来るのを期待しております。その他、石膏デッサン・静物デッサンとみなさま奮闘中でございます。最終日は20日になります。
 お休み中の方は9月1日より通常授業再開。夏バテなどなさらぬよう元気にお会いできるのをお待ちしておりますー。

動物園クロッキー

こんにちは、丹澤です。
10月10日(体育の日)は毎年恒例の多摩動物園でのクロッキー会でした。お天気は終始曇り空、絵を描くには最適な光でした。午前中はアジアゾウからスタート。その大きさと質感に驚き喜びながらも、意外と動きまくる象に生徒たちは四苦八苦。中田先生のレクチャーを受けつつ画面上で動物と格闘しているようでした。短い時間で動く動物を描くとなると、目のつけ所が各々違って面白いです。「そこが気になるのか。」と感心したり笑ったり。
お昼には互いのクロッキーを見せ合い、お菓子も分け合い、研究科生、受験生との交流の場にもなったようです。 

2016年研究科展を開催しました。研究科生の日頃の成果、集大成といった感じで作品も毎回レベルアップしているようです。講師陣もうかうかしてられませんね…。
以下詳細です。ご気軽にご参加ください。

2016年5月17日(火)〜5月22日(日)
三鷹市美術ギャラリー(全館) 入場無料
11:00〜20:00(初日=14:00より 最終日=17:00まで)

講師の佐々木です。
ブログをご覧の皆様、更新が遅くなってしまいましたが今年もよろしくお願い致します。

5月半ばには2年に1度の研究科展の開催も予定しています。充実した展覧会になるよう講師一同、努めさせて頂きますので研究科の皆様のご参加、ご協力のほど奮ってお待ちしております。
詳細は近日中にプリントにてお知らせ致します。

そんなわけで研究科展までの大型モチーフは現在設置されているものを含め2つとなります。

まず今年始めのモチーフは…2016年は酉年ではないのですが(笑)、数種類の鳥の剥製と観葉植物が混在したものになっています。
描いていくポイントとしては鳥の剥製は描く時になるべく自分の頭の中にある鳥のイメージを取り払ってよく観察して描くことですね。
鳥は様々なイラストやキャラクターになっているので、どうしてもそのイメージがあると妙に可愛くなってしまったり、脚の位置が違ってしまったりしてしまいます。
実際の鳥は全然可愛くなかったり、むしろちょっとグロテスク…(笑)。脚が体に対してだいぶ後ろの位置にあります。
皆さんよーく観察してリアルな鳥を描いていって下さいね。

あと実はこのモチーフは以前、受験本科の浪人生用に組んだものが元になっていましてその時にいらしてた研究科の数名の生徒さんから「先生、こういうの今度の研究科のモチーフでも!」とリクエストを頂き、それならばと今回用意させて頂きました。
ブログをご覧の研究科の皆様も、もし受験生が描いているモチーフで「気になるなー、描いてみたいなー」というものがありましたら気軽に講師にリクエストしてみて下さい!できるだけお応えしたいと思いまーす。

人物クロッキー



11月14日(土)に人物クロッキー会が行われました。参加者はみなさん熱心で、鉛筆、コンテや絵の具といった画材を使って、思い思いにクロッキー帳へ向かっていました。次回は来年5月末に開催予定です。

 加えてお知らせです。日曜裸婦講座のなかでヌードモデルではなく、試験的に着衣のモデルをおこなっています。今年度は11月、1月とおこないますので、みなさまのご参加お待ちしております。詳しくは講師までお尋ねください。

連休いろいろ

昨日は多摩動物公園に動物描きに行ってまいりました。
天気も良く、クロッキー日和でした。
午前中はキリンにしぼってみんなでクロッキーしました。
ちょうどキリンの全身骨格が説明してある看板があって、それを見てからクロッキーすることができたので皆さんのキリンの把握もしやすかったようで、午後から他の動物を描きに行ったのですがなかなか難しかったようですね。鳥類は木の上で動かないことも多いので描いてみるのですがもふっと膨らんだ体をうまく描けなかったようです。
昼はビール飲みながらいい時間を過ごせました。

クロッキーは人物でも動物でも骨格の把握など知識として知っておいたほうがいい部分も結構あります。
ただ基本はよーく見て(動物は動くからなおさら)「よし!」と自分で思った線を紙にぐいっと力強くぶつけていくことです。
よーく見ないとこのグイってのができないので注意してください。
しゃっしゃっしゃっとさらっとした線を重ねて描いた気分になるのとは全然別物で、居合斬りのような世界に近いのかもしれません。
なので画材を持つ手の筆圧は強く!
思い切ってやってみましよう。
あと、紙に大きく描いてあげてくださいね。

動物園のあと、移動してF0展の会場のぞいてきました。
今日は会場定休日でお休みでしたが、明日から日曜日まで開いてます。
会場のcafe hi famiglia、週末は結構混雑しますので開店直後がお勧めですよ。とくにご家族連れ、お友達大勢の方は早めに来ていただいて席を確保したほうがいいと思います。
平日はランチが終わったあとから夕方までが座りやすいです。
夜は過ごしやすいです。休日平日共に7時頃夕飯時ピークありますがそのピーク以降は閉店までゆったりといい時間です。

F0(ゼロ)展vol.2はじまりました!前回同様、三鷹のオシャレカフェ「ハイファミリア」さんで12日(月)から18日(日)11:00〜22:00まで開催してます。(火曜・定休日、18日は17:00まで)
第一回より皆さんの作品がレベルアップしてて驚きました。

ハイファミリアはご飯も美味しいので、ランチやディナーもオススメですよ。

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