Archive for 2014年04月

GW突入です。
30日で今のモチーフは終わりなのでみなさんラストスパートですね。

新しい次のモチーフはまだ考え中ですがこんなスケッチでイメージを作っております。
乞うご期待でございます。

仕上がり具合はいかがでしょうか。
B全サイズでデッサンに挑んでおります。
逆光で枕木がどんと手前に向かって来る迫力ある構図です。
逆光なのでいかに暗い所と明るい所のエリア分けが出来るかが勝負です。
暗い中の細部に気を取られて、必要以上にコントラスト強く描いてしまったり明るく描いてしまうと全体のバランスが保てなくなり、雰囲気も出ないでしょう。

教室の熱気が伝わってきますね。

ついにこちらの作品完成しました。
作品を重ねるごとに密度、完成度上がって来ております。
達成感を毎回感じられるって素晴らしいですね。

本人はついつい何となくオイルで絵具を溶いていた癖をやめたら
しっかり絵具を重ねられることが出来たし発色も良くなったと語っていました。

オイル、溶剤は使えばいいという物ではなく、やはり適材適所、必要とするタイミングで使うべきなんです。
チューブから出したままの絵具は一番発色がいい状態です。
そのいい状態をなるべく保ってあげることがいい作品への道ですね。

さて、あっという間にゴールデン ウィークですね。
5月3日祝日に恒例の野外写生会です。
いつもの山本有三記念館にて行います。
お天気がいいことを祈りつつ、去年はとてもいい天気でたくさんの方に参加頂けました。
とてもいい雰囲気の庭で描いて、ランチして、いい一日が過ごせます。
奮ってご参加ください。

今日の研究科

4月になりました。
桜も散り始めて季節の変わる流れが速過ぎてついていけませんね。

さて、こちらお花のデッサンです。
細かいし、花もたくさんあるし、大変です。
根気で描いてる雰囲気が伝わってきます。

こちらはハスのモチーフから構成して油絵です。
ドローイング的な線と何層にも重ねて乾燥させておいた絵具の下地を削ったりして複雑な要素で絵を作り上げていきます。
「図」であるハスの形が強くなりすぎたら「地」部分の絵具を重ねたり削ったりして全体を動かしてバランスを取っていきたいですね。

きょうからスタートの新人さんです。
少し小さいながら も複雑なモチーフをバランス良く構図納めてきました。
やはり少し構図が小さかったのでもう少し画面一杯使うように修正します。
その際にざっくりした線だけで形を追い続けるとどんどん形がボケて来てしまうので、物の角や、物と物が重なる所、接地面、などなどポイントになる部分を点で押えていくという鉛筆の使い方もそこで指導させていただきました。
ずいぶん構図、形がしっかりしてきました。

実は先程の花のモチーフみたいな複雑なモチーフ程ほどポイントを押えていくという見方が重要になってきます。
では頑張って描いていきましょう!