6月~7月のモチーフ

こんにちは加藤です、皆様元気にお過ごしでしょうか。

大型モチーフを新たに組みました。今回は少し涼しく見えればと思い、草花と緑を多く入れてあります。画面サイズは30号~10号くらい、カルトン大かB3で収められるよう考えました。広めに取っても小さく狙いを絞ってもよいでしょう。

モチーフ下段に置いてみた本は夏目漱石の「鶉籠(うずらかご)」というもの。とっても趣きのあるレトロな装丁がいい感じです。「三四郎」の文中にフランスのアカデミーの画家グルーズの絵のことや、イギリスのウォーターハウスと思しき作品がちらっと描写されております。

図版があればどちらかと合わせて置きたかったのですが見当たらず、ロセッティの図版と合せて置いてみました。かなり強引ですが近い時代のイギリス絵画ということでお許し下さいませ。

さて、6月9日から開催予定していた研究科展は中止セざるを得ず大変残念でしたが、皆様また新たな気持ちでキャンバスに向かって下さればと思います。この期間で溜まった制作意欲を開放しにいらしてくださいね。

Bookmark and Share


こんにちは、佐々木です。
新型コロナウイルスの影響で世の中は慌ただしい状況ですね。
アトリエ・フランでもしっかりと感染予防対策を行い(HPトップ参照)、研究科の生徒さんへ今まで通りの制作環境を提供できるように努めてまいります。

さて、3月・4月のモチーフです。
前回が渋めの哀愁漂うモチーフだったので、今回は全体的に明るめで軽やかな雰囲気を意識してくみました。また、グリーンとピンク系の色布で春らしさも演出しております。
植物(ユーカリ、タニワタリ)とキラキラした数字のバルーン、カラフルなハンガー、幾何学形体の自然物と人工物の対比なども構図選びのきっかけになるのではないでしょうか。
寝せて置いたマルス像や吊るされた三角錐など少し難易度の高いモチーフにも、ぜひチャレンジしてみて下さい!

Bookmark and Share

1月~2月のモチーフ

 皆様こんにちは加藤です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。お正月もあっという間に過ぎ、新年の研究科も1月9日より始まっております。

 さて、今回のモチーフは石炭ストーブをメインに少し渋めの色調となりました。このストーブはずいぶん前からアトリエにあるモチーフでかなり年季が入ってます。生徒さんの中には「これは一体何ですか?」と初めて見る方や「子供の頃は使ってたわ。」とおっしゃる方と様々で反応が面白いです。

 古いとは言え鉄の接合部分の段差、フタのあたりの造作、溝の厚みなど細かい所はしっかり残っているのでなかなか描き応えがあります。そのほかランプやスプリングなどありますのでお好きな所を選んでみて下さい。

そろそろ研究科展のことも意識する頃かと思います、みなさん今年もどしどし制作しましょうー!

Bookmark and Share

F0(ゼロ)展 vol.4開催!

JR三鷹駅南口徒歩5分のしろがねギャラリーにてF0(ゼロ)展 vol.4が始まりました。
研究科生、卒業生、講師陣のバラエティに富んだ作品が56枚ズラッーと並びました。
ギャラリーという展示に適した空間に、縦横均等に設置された作品群はより引き締まって見え、前回までのF0展とはまた違った印象になっています。

11月27日(水)まで開催しています(11:00~19:00、最終日は17:00まで)。
ぜひお越し下さい。
◆場所
しろがねGallery

http://www.shiroganegallery.com/

JR三鷹駅南口徒歩5分 しろがね通り沿い
東京都三鷹市下連雀3-29-1

佐々木

Bookmark and Share

F0(ゼロ)展 vol.4

2013年に第1回、2015年に第2回、2017年に第3回と2年に一度の小さな展覧会『F0(ゼロ)展』。今年も第4回を開催します。普段描いているサイズとは違った小さな世界。手のひらサイズの小さな作品を縦横均等に壁一面に並べ、そこから見えてくる数々の個性が凝縮された小さな世界を皆で堪能することが目的です。絵画標準規格最小サイズF0(ゼロ)号(14×18cm)の作品のみでの構成となります。アトリエ・フラン研究科生を中心に講師や受験科の卒業生も交え56人のバラエティに富んだ展覧会です。ご興味のある方は是非お越しください。

◆日時
2019年11月22日(金)~11月27日(水)
OPEN 11:00~19:00 最終日は17:00まで

◆場所
しろがねGallery

http://www.shiroganegallery.com/

JR三鷹駅南口徒歩5分 しろがね通り沿い
東京都三鷹市下連雀3-29-1

Bookmark and Share

11月~12月のモチーフ

 朝夕は次第に肌寒さを感じる季節になって参りました。
 さて、今回はモチーフのパートを割合はっきりと分けてみました。中規模なかたまりが4か所ほどあります。花束が目を引きますがどんな風に描いたものか迷ってしまうかも。古くはルネサンス、バロックの名画のように花ひとつひとつ克明に描くか、オランダ黄金期の静物みたいに豪華にか。伝統的な日本画のように厳格な様式美は。いやいや印象派の奔放なまでの筆遣いでざっくりとするのも良いかも?でもひとくちに印象派と言っても作者ごとに結構ちがうしなぁ。おっと、あんまり考えて自信が無くなって来ちゃもったいない。花は何時だって魅力的なモチーフですから思い切ってトライしてみましょう。
 その他イタリアの仮面舞踏会で使うマスケラ、素朴な植木や水差しと雰囲気の違う物があります。みなさんのお好みでパートを選んでみて下さいね。12月20日までセットしてあります。

Bookmark and Share

9月~10月の大型モチーフ

夏期休講も終わり、9月から研究科授業開始しました。

新しいモチーフは左右にブルーとオレンジの色のパネルを敷き、その間に白布を掛けたテーブルを設置しました。そして色のパネルの上には白いモチーフ、パネルと同系色のモチーフ、両方に共通したモチーフ(黄色いゴムボール、コルク張りの立方体)などが置かれています。描いていくポイントとなるのは、これらのモチーフがそれぞれの色のパネルによって影響を受け、どのように見えるのかという観察だと思います。同系色で描いていく練習にもなるでしょう。

テーブルの上には研究科の生徒さんから頂いた初お目見えの石膏像、ブルータス首像もあります。

講師 佐々木

Bookmark and Share

サマースクール

7月末から8月半ばの毎週日曜日に恒例のサマースクールが行われました。

今回の女性コスチュ-ムコースのモデルさんは浴衣姿でした。和装は人体のシルエットや構造を捉えるのが少し難しいのですが、皆さんよく観察して積極的に描き進めていらっしゃいました。
基礎デッサン(石膏・静物)と自由制作コースも、集中して各々のモチーフに一生懸命に対峙されていました。

個性的な作品や完成度の高い作品も仕上がり、さらに普段は曜日違いで会えない生徒さん同士の交流もあったりと、熱気にあふれたサマースクールとなりました、ご参加の皆様ありがとうございました。

講師 佐々木

Bookmark and Share

今月のモチーフ

こんにちは、丹澤です。

今回は大きな茶箱を大型モチーフのメインとして組みました。

大きな四角い箱を四角い画面に納めるには工夫が必要です。ポイントは構図を決める際に茶箱をどのくらいの大きさでどこまで入れるかを考えることです。茶箱全体をまるまる入れると余白が少なくなり画面に動きが無くなってしまうこともあります。場合によっては思い切って大胆に茶箱をカットした方が美しい構図になります。

また、深い奥行きを感じられるモチーフなので空間意識を持って描く練習にもなるでしょう。

Bookmark and Share

5月25日(土)の17:30~20:30 人体クロッキー講座「女性ヌード」を開催します。
クロッキー帳に鉛筆やコンテなどの画材を用いて描いていきます。
ヌードクロッキーは人体の構造や骨格を把握し易く、人物画の基礎を勉強するのに適しています。
(※初心者の方には道具の説明やクロッキーの進め方から指導していきます。)

この講座は研究科在籍生以外の方も参加可能です。
受講申し込みは、お電話または直接アトリエの受付にてお願いいたします。

日時:5月25日(土)
時間:17:30〜20:30
定員:25名(定員になり次第締め切らせていただきます)
場所:アトリエ・フランB教室
ポーズ:3時間で14ポーズ(20分×2、10分×4、5分×8)
受講料:1回…¥3,240 (※1,2及び3,4連続受講…¥5,400)

※電話予約にて受付開始。TEL.0422-43-4879

Bookmark and Share
Pages: Prev 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...24 25 26 Next