今回で3回目となりましたF0(ゼロ)展が、三鷹のお洒落カフェ・ハイファミリアで開催中です。
絵画標準規格最小サイズF0(ゼロ)号(14×18cm)の作品のみでの展覧会です。
手のひらサイズの小さな作品を縦横均等に壁一面に並べ、そこから見えてくる
数々の個性が凝縮された小さな世界を皆で堪能することが目的です。
第三回目となる当展は、研究科生(一般クラス)を中心に受験科卒業生や講師も交え、
前回にも増してバラエティに富んだ小さな作品が集まりました。
ごゆっくりご覧ください。

【開催期間】 17.10.2(月)~10.8(日)11:00~22:00 <最終日は17時まで。> ※火曜日は定休日
【場所】Cafe Hi-famiglia カフェ ハイファミリア

Cafe Hi-famiglia HP … http://www.hi-famiglia.com/

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今月のモチーフ

研究科の今月からのモチーフです。
一つ一つのモチーフが名前のつけられないものばかりにしました。
機能性を持つものもなるべくその機能を殺してしまうように配置しました。

モチーフの持つ意味性や記号性を可能な限り取っ払うことにより、
目の前にある「ただの物体」とそこに当たる光や影、モチーフの置かれた空間に意識を向けさせ、
純粋にじっくりと観察してほしい、その先に魅力的な作品が出来るはず、そういう狙いです。

例えば「花は美しく」とか「りんごは赤く、美味しそうに」とか、そんなことは実は我々が押し付けているイメージにしか過ぎないので、描くときはもっと物そのものを観察しようよ、ということです。

そういう意味では画学生の勉強向けのような気もしますが、今一度そう言ったことに立ち戻る、もしくは初めてそういうことに気がついた!でもいいのですが、わかりやすい意味や記号にとらわれがちなこの世の中、絵を描くということは我々の生きている世界の本質を捉えることと同義なのだ
そんな大それたことをチラッとでも考えてもらえればいいかなと。

とは言ってもみなさんこのモチーフみた途端に呆気に取られる感じがありますので、我々がサポートいたしますので
どんどんこのモチーフぶつかって見てください!

結構組むのに苦労しましたよ

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夏休み&告知



 こんにちは加藤です。今年も夏の休校期間に岐阜県郡上市の尾藤先生の工房に行ってきました。工房の中は下地塗りを終えたパネルがイーゼルに架かり、エスキースやイメージ資料と鋳造の道具でひしめき合い、変わらず制作の現場が見られました。母屋から見える景色が今年もまた綺麗でした。
 さてその郡上市大和町で尾藤先生の個展が開催されます。篠脇山荘というガラス張りの大変美しい会場で、周りには和歌文学館や薪能が行われる明建神社など文化的な施設が集まっております。
個展の頃には紅葉も見頃と聞きます、この機会にお出掛けになってみてはいかがでしょう。
尾藤敏彦展~二つの技法との出合い~
会期:10月8日~15日(火曜休館)
会場:古今伝授の里フィールドミュージアム篠脇山荘

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サマースクール



 現在研究科のサマースクール開催中です。今年の人物モデルは浴衣姿。なかなか情緒があってやっぱりいいものです。日本の夏には浴衣ですね。すっきりしない空模様の多い今年の夏ですが、絵の中では夏らしさを味わえる佳作が出来るのを期待しております。その他、石膏デッサン・静物デッサンとみなさま奮闘中でございます。最終日は20日になります。
 お休み中の方は9月1日より通常授業再開。夏バテなどなさらぬよう元気にお会いできるのをお待ちしておりますー。

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3月~4月のモチーフ

こんにちは加藤です。研究科の静物モチーフを組み替えました。今回はピエロの人形です。今まではあまり出していないモチーフですので、教室のみなさんの目に新鮮に映るといいなと思います。空き瓶の後ろにはアルルカンの絵が表紙になっているピカソの画集をおいて、小技を使ってみました。4月30日までセットしてあります。

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研究科合同講評会

先日、年末の研究科合同講評会が行われました。
前回は研究科展直後ということもあり少し寂しかったのですが、今回は多くの方が参加してくださり以前ような熱さがありました。ご参加頂いた生徒さん方、ありがとうございました。
生徒さんにとっては自分の作品についていろいろと語ることは緊張したり照れくさいところもあるとおもいますが、言葉にすることで作品を客観的に見られるのではないでしょうか?
僕ら講師陣も生徒さんがこういうことを考えながら制作してるのかと興味深く聞かせて頂きました。

講評会後は忘年会を兼ねた懇親会を行い、お酒も入りより深い話で盛り上がりました(そのため写真を撮るのを忘れてしまいました、スミマセン)。

来年は9日(月・祝)から通常授業が始まります(祝日のため16:30まで)。新しい大型モチーフもセットされますのでご期待下さい。では皆様よいお年を。

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動物園クロッキー

こんにちは、丹澤です。
10月10日(体育の日)は毎年恒例の多摩動物園でのクロッキー会でした。お天気は終始曇り空、絵を描くには最適な光でした。午前中はアジアゾウからスタート。その大きさと質感に驚き喜びながらも、意外と動きまくる象に生徒たちは四苦八苦。中田先生のレクチャーを受けつつ画面上で動物と格闘しているようでした。短い時間で動く動物を描くとなると、目のつけ所が各々違って面白いです。「そこが気になるのか。」と感心したり笑ったり。
お昼には互いのクロッキーを見せ合い、お菓子も分け合い、研究科生、受験生との交流の場にもなったようです。 

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9,10月のモチーフ

こんな感じになっております。
もう9月も折り返しですがみなさん順調にモチーフ描いております。

モチーフにもなっているポスターは今国立近代美術館で行われているトーマス・ルフ展のものです。
昨日の日曜美術館でも取り上げられていたそうです。
見に行った佐々木先生によると結構賑わっていたそうです。是非ご覧になってください。
「作品」と「作者」の観念が揺さぶられると思います。

そんな私は昨日はリニューアルした東京都写真美術館のこけら落とし、杉本博司展を見てきました。
こちらも結構賑わっていて、じっくり見るには平日がお勧めかもです。
今や美術界のスターになりつつある杉本ですが、今回の展示は社会を憂いた分かりやすいSF的な内容でした。
こちらもいいか悪いかはともかく面白いと思いますのでぜひ。

どちらもコンセプトを理解すると非常にわかりやすく見えてくると思います。

こちらは生徒さんのデッサン。
たまにはデッサンをして、物を見る力、観察力を養い直します。
その観察力は世の中を見渡す力にもつながると思います。
いかにフィルターを外して純粋に物を見ることができるのか。
そんな不可能な試みにまっすぐに取り組む。

こんな時代だからこそ大切にしたいです。

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いよいよ梅雨明けで本格的な夏到来ですね。
通常研究科授業はお休み期間に既に入っており、ご迷惑おかけしておりますが、
恒例の公開講座、サマースクールが始まっております。

今年もいつものように人物コース、基礎デッサンコース、自由制作コースと分かれて参加者のみなさまは熱さも吹き飛ばすかの勢いで制作に励んでおります。

今年の人物、モデルさんはとてもさわやかな青いロングドレスに身を包み、すらっとした装い。その分難しいのがドレスの内側、つまり身体がどういった動きで、どういった構造であるかを把握するのが難しいです。
あまり何も考えずにシルエットばかり追っているとかなり縦に間延びしたり、足下が画面からはみでてしまったり、そこから修正していくのはなかなかむずかしいことです。

そこで押さえるべきポイントはまさにポイントをつくることなのですが、服の内側に隠れている間節がどこにあるのか、そう言った箇所が人物においてはよく言われるポイントになりますので、もしポイントがよく解らない、という方は是非講師を捕まえて聞いてみて下さい。

ではサマースクールも残り2回になりました。完成に向けて頑張りましょう。

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2016年研究科展を開催しました。研究科生の日頃の成果、集大成といった感じで作品も毎回レベルアップしているようです。講師陣もうかうかしてられませんね…。
以下詳細です。ご気軽にご参加ください。

2016年5月17日(火)〜5月22日(日)
三鷹市美術ギャラリー(全館) 入場無料
11:00〜20:00(初日=14:00より 最終日=17:00まで)

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