5月~7月のモチーフ


こんにちは、講師の加藤です。さわやかな日も増えてきて植物の成長が楽しみな季節になってきましたね。
 さて、研究科の静物モチーフを組み替えました。今回は設置している期間が長めですので、しっかり描きこめるモチーフも入れてみました。革製のトランクはベルトや金具、縫い目などが特徴的ですし、フルートもボタンの部分を観察するにはなかなかの時間がかかると思います。
 描く場所もいろいろと選べますので、期間中に2枚、3枚描いてみるのもよいでしょう。後ろ姿の石膏像とフルートのあたりを合わせたり、ブロックやレモンと合わせたりと違った取り合わせにしてみたり、全く反対側の場所に行けば、光の当たり方や角度で雰囲気を変えてみることもできます。1枚目とはサイズを変えてみるのもよいでしょう。各々の視点でいろんな風にとらえてみてくださいね。
 7月20日まで設置してあります。

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3〜4月のモチーフ

研究科の静物モチーフを組み替えました。今回はアイボリー系の白を基調にレンガ色と柔らかい雰囲気の色合いでまとめております。少し変わった形の器、模様などもあるので形の構成や絵肌づくりのアイデアにしてみて下さいね。ビンや四角いもの、球体も入っていて基礎的なデッサンなど試みたい方にも良いかと思います。4月末までのセットです。

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講師の佐々木です。
ブログをご覧の皆様、更新が遅くなってしまいましたが今年もよろしくお願い致します。

5月半ばには2年に1度の研究科展の開催も予定しています。充実した展覧会になるよう講師一同、努めさせて頂きますので研究科の皆様のご参加、ご協力のほど奮ってお待ちしております。
詳細は近日中にプリントにてお知らせ致します。

そんなわけで研究科展までの大型モチーフは現在設置されているものを含め2つとなります。

まず今年始めのモチーフは…2016年は酉年ではないのですが(笑)、数種類の鳥の剥製と観葉植物が混在したものになっています。
描いていくポイントとしては鳥の剥製は描く時になるべく自分の頭の中にある鳥のイメージを取り払ってよく観察して描くことですね。
鳥は様々なイラストやキャラクターになっているので、どうしてもそのイメージがあると妙に可愛くなってしまったり、脚の位置が違ってしまったりしてしまいます。
実際の鳥は全然可愛くなかったり、むしろちょっとグロテスク…(笑)。脚が体に対してだいぶ後ろの位置にあります。
皆さんよーく観察してリアルな鳥を描いていって下さいね。

あと実はこのモチーフは以前、受験本科の浪人生用に組んだものが元になっていましてその時にいらしてた研究科の数名の生徒さんから「先生、こういうの今度の研究科のモチーフでも!」とリクエストを頂き、それならばと今回用意させて頂きました。
ブログをご覧の研究科の皆様も、もし受験生が描いているモチーフで「気になるなー、描いてみたいなー」というものがありましたら気軽に講師にリクエストしてみて下さい!できるだけお応えしたいと思いまーす。

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人物クロッキー



11月14日(土)に人物クロッキー会が行われました。参加者はみなさん熱心で、鉛筆、コンテや絵の具といった画材を使って、思い思いにクロッキー帳へ向かっていました。次回は来年5月末に開催予定です。

 加えてお知らせです。日曜裸婦講座のなかでヌードモデルではなく、試験的に着衣のモデルをおこなっています。今年度は11月、1月とおこないますので、みなさまのご参加お待ちしております。詳しくは講師までお尋ねください。

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連休いろいろ

昨日は多摩動物公園に動物描きに行ってまいりました。
天気も良く、クロッキー日和でした。
午前中はキリンにしぼってみんなでクロッキーしました。
ちょうどキリンの全身骨格が説明してある看板があって、それを見てからクロッキーすることができたので皆さんのキリンの把握もしやすかったようで、午後から他の動物を描きに行ったのですがなかなか難しかったようですね。鳥類は木の上で動かないことも多いので描いてみるのですがもふっと膨らんだ体をうまく描けなかったようです。
昼はビール飲みながらいい時間を過ごせました。

クロッキーは人物でも動物でも骨格の把握など知識として知っておいたほうがいい部分も結構あります。
ただ基本はよーく見て(動物は動くからなおさら)「よし!」と自分で思った線を紙にぐいっと力強くぶつけていくことです。
よーく見ないとこのグイってのができないので注意してください。
しゃっしゃっしゃっとさらっとした線を重ねて描いた気分になるのとは全然別物で、居合斬りのような世界に近いのかもしれません。
なので画材を持つ手の筆圧は強く!
思い切ってやってみましよう。
あと、紙に大きく描いてあげてくださいね。

動物園のあと、移動してF0展の会場のぞいてきました。
今日は会場定休日でお休みでしたが、明日から日曜日まで開いてます。
会場のcafe hi famiglia、週末は結構混雑しますので開店直後がお勧めですよ。とくにご家族連れ、お友達大勢の方は早めに来ていただいて席を確保したほうがいいと思います。
平日はランチが終わったあとから夕方までが座りやすいです。
夜は過ごしやすいです。休日平日共に7時頃夕飯時ピークありますがそのピーク以降は閉店までゆったりといい時間です。

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F0(ゼロ)展vol.2はじまりました!前回同様、三鷹のオシャレカフェ「ハイファミリア」さんで12日(月)から18日(日)11:00〜22:00まで開催してます。(火曜・定休日、18日は17:00まで)
第一回より皆さんの作品がレベルアップしてて驚きました。

ハイファミリアはご飯も美味しいので、ランチやディナーもオススメですよ。

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この週末はイベント目白押しです。

明日10日土曜日は5時半よりクロッキー会、今回は女性ヌードモデルです。
この数少ない機会をぜひ逃さないように。
当日連絡いただいてもオッケーです。
初めてでもクロッキーのコツをうまく教えます。

12日月曜日は多摩動物園での動物クロッキー会です。
こちらも参加自由ですのでぜひご参加ください。
人物クロッキーといっしょに参加すれば相当クロッキーの枚数も増えるので上達するのではないでしょうか。

そして12日はついにF0展の初日でもあります。
みなさん続々と作品を持参してやって きております。
まだの方は早く持ってきてくださいね。
11日の夕方に会場のcafe hi famigliaにて搬入、作品設置します。
みなさんお誘い合わせの上ぜひご来場ください。

10月に入り、無料体験の生徒さんも増えてまいりました。
1から丁寧に指導させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

さて、こちらは今日の研究科の様子。
26日までの大型モチーフ仕上がる方も増えてまいりました。
ラストスパートですね。
モチーフの布に柄やチェックなどが入るとなかなか難しいですね。
柄をべた塗りしちゃうととても平面的になってしまい、うまく面の方向によって変わる明暗を読み取らないといけないのです。
だからと言って今回のモチーフのように色のはっきりしているチェック、とくに赤が 鮮やかな今回は平面的になるのをおそれて
しっかり赤い色を置けないとそれはそれで発色の悪い鈍いかんじになってしまいます。
鮮やかな色をしっかり決めることでその前にあるものを引き立てたり、逆に彩度の低い色のモチーフを引き立たせたりもするので
そこはいちど思い切り色を載せてしまうのも手ですね。
そこから平面的になりすぎないように調整していきます。

ではよい週末をお過ごしください。

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今日もお天気優れませんでした。
が、午前中にみなさんいらっしゃってにぎやかなクラスでした。

こちらは先週に引き続きアヒルの絵ですが、続々と仕上がって順調に作品が溜まってきました。
さていつ展覧会開きましょうか。

お知らせです。
F0展の開催初日である10月12日祝日にもうひとつイベントがあります。
恒例の動物園写生会です。
今年も多摩動物公園にて行います。
去年は雨で中止になってしまいましたが、例年ならいい天気の中でいい秋の1日を過ごすことができます。
動き回る動物たちをなんとか紙に定着させる術をお伝えします 。
とは言ってもやっぱり難しいですけど、お昼にはビールも飲めますし、
途中参加途中下車も大歓迎ですのでふるってご参加ください。
詳細はま近くなってからまたお知らせします。

もひとつ個人的なお知らせ。
こちら僕の撮った写真が表紙で出版されてます。
本屋で見つけたらぜひ。立ち読みじゃなくて買ってくださいね。
中身も僕の写真だらけです。

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今日の研究科・告知

今年のF0展、1ヶ月後と迫ってきましたがDMも仕上がってきました。
出品者の方には15枚づつお配りいたします。
宣伝してください。

今日の生徒さんはこんな感じ。
背景とモチーフとの関係をうまく捉えています。
画面下の方の床、モチーフとの関係があいまいなのが次の課題ですね。
まだ下絵状態ですがここから絵の表現が始まっています。

元研究科、吉田孝之さんの個展があります。
9月28日から10月3日まで。
銀座のギャラリー檜eにて。
ミニマムな画面、気になりますね。

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今日の研究科

こちら油絵で描き出し。
イエローオーカーで形を起こしながら全体的に色をつけていきます。
この段階では大胆に色をつけていくことでベースとなる色をおきます。
細かい部分も気になりますがとにかく大きく手を動かして、輪郭線はどんどん横断していきましょう。

こちらは水彩2回目にしてだいぶ進みました。ふわっとしたベースの色にたいして玉ねぎをシャープに描き込んでいきたいですね。

このアヒルの絵ですが、明るさが足りなかったためホワイトにちょっと色を加えた絵の具で大胆に修正です。
この修正途中がえらくカッコいいですね。このままでもいいかと一瞬思いました 。

こちらはカラスの剥製をモチーフに構成中です。どうなっていくのでしょうか、楽しみですね。
こうやって大胆に空間を触っていけると具象的にも抽象的にも表現できます。
具象か抽象かって、正直な話どっちでもいいというか、表裏一体なところがあるし、
どこからがどっちなのかなんてなかなか言えないデリケートな部分ですよね。
先ほどのアヒルの例でも一瞬抽象的にも見える、
絵の最初の段階で大きく触っていく段階もある意味抽象的な画面になっている瞬間がある。

自分の描いてる絵にそうやっていろんな一面を見つけてみると面白いかもしれませんね。
途中でもよーく描いてる絵を眺めてあげてください。

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