講評会も終わり、研究科の7月の授業も20日までとなりました。
あっという間です。
今日も風の強いなか生徒さん作品を仕上げに来てました。
石膏のトラ、ライオン?鉛筆デッサンで仕上げです。
顔から胴体にかけて側面と背中側の面をおおきく明暗で分けてうまく全体での立体感を出せるかがポイントでした。
結構像自体の表面の筋肉の描写が目立つ石膏像でしたので、そういう表面的な部分のみになってしまわないように注意です。
こちらは静物モチーフを画面上で組みなおしてアクリル絵の具での色面、線で構成していきます。
アクリル絵の具で水で解きながら でしたのでほとんど絵の具自体のテクスチャはなく、
支持体もキャンバス風のボードで絵の具がつるっとすべる感じ。
その風合いを生かして行こうとした時にやはり線か面の色の選択、塗りの表現などで押していくといった方向性が見えてきました。
ちょっと静かな金曜日。
天気はよく、風も気持ちいい日でした。
さて、今日はラボルトの石膏デッサンが完成です。
納得いく出来になったでしょうか。
面の変化をどう描いて行くのかが難しそうでした。
面はいろんな方向にたどる事が出来ますのでいろんな方向に手を動かしてあげる、何度も何度もタッチを重ねて行く事が大切ですね。
それは絵具を使って描く時も同じだと思います。
明日からまた連休です。
先日のブログでもお知らせしましたが10日には多摩動物園にてスケッチ会やります。
10時から15時半を予定していますが、途中参加、途中下車もオッケーですのでぜひ参加してみてください。
動き回る動物たち(動かないヤツも多いですが)をどうやって捉えるか。
なかなかやりがいがあると思います。
私も指導、お手本といたしますのでいっしょに動物園を歩きましょう。
一応10時に正門集合ですが、途中参加したい方はアトリエフランに連絡いただければ講師の連絡先教えますのでお気軽にお問い合わせください。
ほら、こんな感じに…描けたらいいですよね。
暑い日が続いてます。
水分と塩分を欠かさず補給しながら受験生の夏期講習会で連日指導している大谷です。
先日、美術科にまぎれて人物デッサンにちょこっとだけ参加してきました。指導しながらなので2時間弱しか描けませんでしたが…。
使用前、使用後みたいな感じですが、描き始め20分の写真をiPhoneで撮影していたので載せてみました。
最初は集中力を高めて一気に線でドローイング。使用してる鉛筆は4B。カタチがとれたら、鉛筆を寝せて、大きくハーフトーンをつけます。
後はB, HBを使って、細密描写。髪の毛は4Bを立てて力を込めてガリガリ…。ハーフトーンが浮いてくると空間が出なくなるので、ガーゼでちょっとだけ擦ります。
細部です。時間が短いのでちょっと描き込みが足りないのですが、参考になれば良いと思います。
ほんのちょっとした時間でも、集中すればデッサンやドローイングはできちゃいます。楽しいですよ。人物はクロッキー講座などで訓練しないと難しいですが…。