午後から出勤でしたが、最近は自転車通勤。
フランについたとたん土砂降りでした。

外はどんより、教室内も蛍光灯の明かりがこうこうとついて、こういう日はモチーフの立体感乏しくべたっと見えちゃいます。
でも火曜日なかなかの盛況ぶりです。
にぎやかでぼくもそんな皆さんを手なずけられません…

こちらの生徒さん、まだ油絵2枚目(3枚目?)ですが、なかなかいい具合ですね。
筆をぐいぐい使って、色もよく観察できてるし、あとは出だしのリズムを自力でつかめるようになればなんだって描けそうですね。

先週は初台にある東京オペラシティーギャラリーへ。
写真家ホンマタカシの展覧会です。
金沢から巡回してきました。
本当は金沢で見たかったのですが、オペラシティーも天井がすごく高くてスケールのでかい展示空間でなかなか見応えがありました。

写真を撮ってそこから絵を描く人増えてますよね。
その是非はいろいろあるとは思うんですが、
とにかく写真から描くのなら写真に対してこだわりがあってもいいかなと思うんです。
写真はちょっとした構図や光の具合で出来映えが変わると思うんですけど、
カメラのファインダーをのぞく行為とキャンバスに構図をとる行為をもうちょっとリンクできたらもう少し世界が変わったりするんじゃないかなあ、なんて思ったりもするんです。

ホンマタカシの写真からそういうことが読み取れるかどうかは分かりませんが、すくなくとも写真も絵画も、あるものを四角の平面に置き換えるメディアということの共通点を意識していろんな写真をみるのもいいかと思います。

そういえば会場にはホンマタカシによるアクリル絵具で描いたドローイングが写真とともに並べられていました。
本人が描いたかどうかも分からないですけど。
なんせ「ニュードキュメンタリー」というタイトルの展覧会なので…