アトリエ・フランについて
アトリエ・フランは、1959年に東京都三鷹市井の頭で、芸大・美大への受験指導を目的とした専門予備校として開校しました。以来、デザイナーやアーティストを志す若者たちの基礎造形力を育み、志望校合格を目指す指導を続けています。
少人数制の指導体制のもと、生徒一人ひとりの個性と自発性を大切にし、学ぶ意欲を引き出すことで、確かな技術と表現力を磨く場を提供してきました。その成果として、多くの卒業生が志望校に合格し、デザインやアート、美術教育をはじめ、さまざまな分野で活躍しています。近年では、かつて本校で学んだ親世代に続き、次の世代が通学する例も増えており、長年にわたる信頼に心より感謝しております。
また、1980年には中央線三鷹駅前への移転を機に、長年の受験指導で培った豊富な教材と優れた講師陣を活かし、社会人をはじめ幅広い方々を対象とした美術教室「一般クラス(旧・研究科)」を新設しました。一般クラスでは、一つの作風や方向性に偏ることなく、多様な表現を志す方々が集い、それぞれの興味や発想をさらに広げていけるような環境を整えています。
現在、アトリエ・フランは受験本科・受験別科・基礎科・一般クラスの4つの科を設置し、それぞれの目標や関心に応じた学びの場を提供しています。これからも、未来を担う個性豊かなデザイナーやアーティストたちが、本校で身につけた力を活かし、活躍の場をさらに広げていくことを、教職員一同心より願っております。