Archive for 2013年02月

研究科生の作品紹介

研究科生のN.Tochiharaさんの作品です。

4年ほど前入会され、一から油彩をはじめられましたが、犬や猫を描かせたら今やプロ級の腕前!
自宅のペットや近所をうろつく野良などをデジカメにおさめ制作しています。
動物好きにはたまらない作品と思い、本人に承諾を得て最近作を紹介させていただきます。
私の家にも猫ちゃんが居ますが、まだ一度もモデルにしたことがありません。かわいそうな猫です。
飼い主を恨みなさい。
N.Tさんには、もう少し描きためたら個展をやってみてはと進めているのですが。
ご本人は、とんでもないというばかり。
そんな訳で、また機会を見つけて紹介させていただきます。

お楽しみに!

2月になりました。

今日は金曜日ですが水曜日の方がふたりいらしたのでまた水曜日からやり直し?とかおもわせる一日でございました。

さて、金曜日の生徒さんの作品です。
抽象画ぽいですね。
海辺の風景がとっかかりとなっているようです。

抽象画は見る側にとってはどう見て良いものか悩むという方も多いかと思いますが、
モンドリアンが木の枝やしょうが壷のモチーフからアウトラインを次第に単純化してあのスタイルに行き着いたのは有名な話でございます。

僕が思うに、ですが人間は全く見た事がないものをゼロからイメージする事は不可能だと思うので、いわゆる「抽象画」と呼ばれるものはかならず何かモチーフがあるはずなんです。
例えばリンゴの表面を拡 大鏡でみていくとそれは「リンゴ」ではなくて抽象的な色と光で見えて来ると思います。
目が悪い人が海辺の風景を見るとき、メガネを外すとぼんやりした抽象的な風景として見えて来ると思います。
ということはそれはやっぱり具象画ですよね。
そう考えるといわゆる抽象画も親しみやすくなるのではないかな??
そして描く方も抽象画を描いているのではなく、あるものを見て描いているのと同じような意識で描く事が本質ではないかと思います。

もちろん人それぞれのスタイルがあるので、これも考え方のひとつとして捉えてもらえれば、と思います。
わたしはこんなんで描いてるよってのがあれば教えてくださいませ。

冬もど真ん中ってかんじですが、最近の僕はフランに来るために東京に戻ってきてるみたいな生活を送っております。
1月後半は東京ー島根ー東京ー仙台ー東京ー清里ー白馬-東京てな感じ。
おとといの水曜日は爆風の八方尾根北面を滑ってきました。