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今日の研究科

火曜日の午後、いつもよりちょっと静かな感じです。
こちらの水彩はもう仕上げ。
柔らかいトーンの中にポイントをしっかり押さえることによってドライフラワーの雰囲気をしっかりつかまえました。

こちらの油彩は今日描き込みに入ってきましたが、分かりやすいたとえでゴッホのようにしっかり短いストロークで筆の先に絵具をたっぷりつけて
細かい表情を描き分けていくようにという指示をだしたらかなりいい色味が出てきましたね。

なかなかいい午後の教室でした。

今日の研究科

きょうは午後から雨が雪に変わり、一時は大粒の雪がハラハラと舞っておりました。
そんな天気にもかかわらず研究科展を控えている生徒さんたちは熱心です。

水彩もゆっくりゆっくりと着実に進んでいます。
今日のポイントはモチーフそのものは勿論なのですが、それが床に落としている影や隣り合った背景を充実させていくことで絵の完成度が上がっていくという点です。

こちらはF80号の油絵。
デッサンを経てようやく色が入り始めました。
土着的で魅力的な色です。
この上にどういう色が重なっていくのか楽しみですね。

先週はずっと東北におりました。
岩手の名 湯、松川温泉を訪ねた時に有名なボンネットバスに出くわすことが出来ました。
1968年式。引退も検討したらしいですがいろんな車のパーツを寄せ集めてエンジンを載せ換えたばかりだそうです。
運転席の時代の経た感じが言葉にできない迫力と懐かしさを醸し出していました。

1月の研究科の授業も通常通り始まっております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今回のモチーフです。
ロマネスク、ゴシック…という感じでしょうか。
研究科展も2月の末に迫っております。
みなさん制作頑張って下さい。

きょうはみなさん構図をとっています。
切り取り方は無限にあるのですが目安にしたいのが余白の空き方のバランスです。
ひとつ参考にしてみて下さい。
モチーフばかり気にしているとあららってかんじになってしまいますよ。
見えない部分も気にかけてあげて下さい。

寒い日が続 いていますが年末年始ははさんで北海道の往復でした。
年末は暖かかったけど先週は極寒でした。

火曜日の現在2

火曜日には何人か描き続けないと死んでしまう??生徒さんがいます。

というか、描く事が生活の一部、人生の一部になっている人々です。
美大生だってそんなの怪しいモンです。
毎年数百人と油絵科卒業するヤツの何人が一生絵を描き続けていることやら。

このアトリエ・フランの研究科にそういう生徒さんがいるってのは誇らしいなと思っています。
僕がどうこう言わなくても勝手に描いてどんどん持ってきます。
ほんとうにそのバイタリティは素晴らしいです。

もう春っぽい空気になってきましたね。
3月も残り少ないし。
でも昨日の白馬は真冬でした。
うっすらと日差しがさしてきれいでした。

火曜日の現在

久しぶりに火曜日の生徒さんとお会いしました。
ごぶさたしてしまい申訳有りません。

みなさん相変わらず自分らしい絵を描いていてひと安心。
新しいモチーフになかなか苦戦しながらも仕上がりがどうなって行くのかが楽しみです。
楕円の両脇のふちが尖ってしまうというお悩みをかかえておりましたが克服できたかな。
コツは…円なので常に連続した弧を描き続けるように…なんですが言葉では説明しづらいので今度聞きに来てください!

ふと教室のすみに目をやると、新しいF100号キャンバスが2枚も届いておりました。
本人は今日はいなかったですが、依頼主のやる気を感じておもわずうれしくなってしまいました。

講師 尾藤敏彦が展示している「小さな人人展」のおしらせです。
3月14日(火)から24日(土)まで 日祝休です
11時から18時半(最終日は16時まで)

羽黒堂
〒113-0034
文京区湯島4-6-11 湯島ハイタウン
03-3815-0431

ぜひご高覧くださいませ。

先週末は島根の義祖父の17回忌法要でした。
うちの奥様の実家は浄土真宗のお寺で、立派な法要が執り行われました。
派手な色衣を着た僧侶が6人、大無量寿経を30分あまりにわたって唱えられ、すっかりしびれが切れてしまいました…

今日も火曜日

ご無沙汰しております。

研究科講評会もおわり、夏のお休みまでもう一息。
火曜日最後の日となりました。
今日で皆さん作品もなんとか仕上げ、それが終わればまた9月までお元気で~と教室を去って行きます。

そんな今日は台風が近づきつつあるという事でどんより、そしてたまに土砂降りの繰り返しな変な天気です。
火曜日は水彩描く方が多いです。
透明水彩、アクリル、様々です。
柔らかい印象が強い水彩画ですが、いざそんなイメージで作品に取りかかってみるとなんだかぼんやりしてしまったり、メリハリがなかったり、やりすぎて色が濁りがちになってしまったり…
といったお悩みを持っている方が多いようです。

まずは絵具をたっぷり、濃くのっけるようにできるようにするとよいと思います。
画材というのはなんでもそうなんですが、たっぷり使ってその特性を分かってあげるというのが大事だったりします。
濃く描けるようになれば薄くして行くのは簡単なのです。
でも薄くしか描けない人はなかなか絵具をしっかりのっける事が出来ません。

透明水彩絵具もそうです。
特に黒っぽい色のモチーフ、影になっている部分をしっかりのっけてあげないと、紙の白さをベースに描いて行く部分(つまりあまり絵具を載せない部分)が見えてきません。
要は明暗の比較によって絵のメリハリがきまりますので、濃い部分をしっかり作ってあげないと明るさが出ないわけです。

あとは、筆の種類(大きさ、太さ)も大事。「弘法は筆を選ばず」は描けるようになった人の話ですので、まずは道具をきちんとしたもの使ってみましょう。
値段の高い筆ってやっぱり使いいいんですよ。それでぐっと上達する方も多いですよ。

では、みなさん、9月までお元気で。

いやいや、7月、8月中は日曜日午後限定のサマースクール開講します!!
そこでお会いしましょう!!!
当校生徒さん以外も参加可能ですよ。

火曜日

研究科の鶴村さんはもう長くアトリエ・フランに通われているのですが、
いつも大胆な発想と大胆なタッチで興味深いドローイングを見せてくれます。
そしていつも火曜日午後のクラスのムードメーカー??です。

そんな鶴村さんの新作ドローイングをインターネットで見れるようにしたとのことで、
URLを教えていただきました。
ぜひ皆さんも鶴村ワールドのぞいてみてください。

http://www.myartspace.com/artistInfo.do?populatinglist=home&subscriberid=shehqojcsatx9561

なんと英語ページ。

実は僕も鶴村さんの制作姿勢見てて、ああ、こうあるべきなのか、こういうふうにしてもいいんだなと、教えられた一人なんです。
一見分けの分からないところもあるかもしれませんが、彼女の興味/感情にとても素直に描いてるところが感動的だったりします。

さて、これは受験生用にちょっと手を出した石膏デッサン、木炭です。
3時間ほど描いたかな。
ちょっと形がとれなくてイマイチです…
そんな時もあります。
いやいや、石膏デッサンなんていつも形の狂いとの格闘ですもん。
金曜日もうちょっと描いてみます。