水曜日に時々テンペラ画を描いてる生徒さんがおります。前回の作品にひと区切りついたので、先日は飾りカボチャをモチーフにして自由にちょっと遊んでみることに。絵具をはじいて飛ばしたり、何層も重ねたり、わざと削ってみたりと色んな絵肌を試しています。水加減や下地をきちんとすれば、絵具があっという間に乾いちゃうので、思いつきをどんどん試せます。

 テンペラ画は支持体の準備や手法は掘り下げると奥が深く、技術に伝統的な面もあり専門的に研究されてる分野ですのでそちらを目指すとちょっと敷居が高いかなと感じます。描くまでに少々手間もかかっちゃう。ただ描画材のうちの1つとしてみると面白い特徴がいくつもあります。絵具が吸い込まれていくような描き心地や発色の鮮やかさは他では味わえないものですね。

Bookmark and Share