画材ってなんでもそうなんですけどたっぷり使うとその素材のいい色、風味とでも言うんですかね、が出てきます。
パッと思いつくだけでも油絵具、水彩絵具、鉛筆、木炭、パステル、粘土…どれもそうです。

パレットに出した絵具が余るくらい、筆にはたっぷりと絵具をすくって画面に置いて行きます。
もちろん、描き方は人それぞれ。
薄く描いて美しい絵もたくさんあります。

でも、思うんですけど、薄く描いて素敵な絵を描ける人ってたっぷり画材を使ってきた人な気がするんです。
その画材のポテンシャルの限界を知っているから薄くも濃くも描けるという。自由になれるんですね。

この方、F40号の画面に刷毛でたっぷり絵具を置いていきます。
研究科展に向けての作品用なのですが、このままでは展示しないそうです。
さて、どうなるのか。
きょうはF40号2枚をあっというまに仕上げていきました。

こちらはパステルでエスキースの製作中。
パステルもぐいぐい重ねて行くといい風合いが出てきますよね。
まだまだいけそうです。
パステル握りしめて画面に押してつけて行くぐらいがいいと思います。
そこからたち現れてくるものにはっとしたいですね。

木炭デッサン。ラボルトを続けて2枚目。
勤勉に取り組まれています。
だいぶコツをつかんできましたね。
来週完成させましょう~

おしらせです。
10月10日体育の日、アトリエフランで多摩動物園にスケッチへ行きます。
対象は研究科、受験本科、基礎科…要はみなさんなんですが、動物園を楽しみながらスケッチの極意をマスターしましょう。
講師は加藤/中田で行きます。
特に参加料は不要です。
が、交通費と入園料はご負担ください。
人数が集まれば団体料金で入りましょう。
講師に参加の旨をお伝えください。

ふるってのご参加おまちしております!