Archive for 'レポート'

連日暑くてなんとかなってしまいそうな天気ですがそんな中、
フリースクールは早3回目になりました。
みなさん熱心に描いております。
今年のモデルさんはセーラー服の女子学生、バイオリンを持っております。

さて進み具合はいかがでしょうか。
軸の狂い、バイオリンの形の狂いなどに気をつけて、あと一回で仕上げなのでそろそろ
描きこみも進めながら…
なかなかまとまって描く機会のない人物ですがなんとか完成に持ち込みたいですね。

完成は「なんとか」の先にかろうじてやってきます。
すっとできてしまう絵ではなく、自分の中で悪戦苦闘し た末にあれ、やってきたよ。
みたいな絵がきっと素敵な絵と言われるんだと思います。

がんばりましょう!

野外写生会

5月になりました。5日の爽やかな天気の下、野外写生会を山本有三記念館にて行ってきました。
短い時間でなかなか作品仕上げるのは大変でしたが皆さんでランチを囲んだりして和やかな1日でした。
生徒さんは水彩でスケッチしてみたり、ペンで描き起こしたのちに着彩してみたり、自分の制作のネタとして記念館の独特なあの建築をスケッチしたりと
思い思いに手を走らせていました。

今年は私も木炭でスケッチしてみました。
朝は曇っていましたが次第に青空になり、コントラストが強くなる景色を楽しみながら描きました。

玄・玄・展

尾藤敏彦 蠟型鋳造作品 / 玄・玄・展 ( GEN GEN TEN )
2014年11月24日(月)〜11月29日(土)12:00〜19:00
・会期中無休 最終日は17:00にて終了
Gallery-58 東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル4F Tel・Fax:03-3561-9177

今日の研究科

今日は静かな一日でした。
9月からのモチーフも3週目なので、だいぶ進んできましたね。
色にとらわれず、明暗で空間を作っていく。
むずかしい課題ですががんばって取り組んでます。

写真からバラを描きおこしています。
こちらも色よりもその色の明度がポイントになってきます。
むずかしいですね。
緑だから緑ならいい訳ではなく、
緑だからグリーン系の色だけ使えばいい訳ではもちろんなく、
世の中は光で色も成り立っておりますので案外絵で描きおこすときはモノクロームに近かったりもします。
光を定着させる技術の写真ならなおさらです。
言葉 では伝えるのが難しいですね。

ではまた来週。

今日の研究科

4月になりました。
桜も散り始めて季節の変わる流れが速過ぎてついていけませんね。

さて、こちらお花のデッサンです。
細かいし、花もたくさんあるし、大変です。
根気で描いてる雰囲気が伝わってきます。

こちらはハスのモチーフから構成して油絵です。
ドローイング的な線と何層にも重ねて乾燥させておいた絵具の下地を削ったりして複雑な要素で絵を作り上げていきます。
「図」であるハスの形が強くなりすぎたら「地」部分の絵具を重ねたり削ったりして全体を動かしてバランスを取っていきたいですね。

きょうからスタートの新人さんです。
少し小さいながら も複雑なモチーフをバランス良く構図納めてきました。
やはり少し構図が小さかったのでもう少し画面一杯使うように修正します。
その際にざっくりした線だけで形を追い続けるとどんどん形がボケて来てしまうので、物の角や、物と物が重なる所、接地面、などなどポイントになる部分を点で押えていくという鉛筆の使い方もそこで指導させていただきました。
ずいぶん構図、形がしっかりしてきました。

実は先程の花のモチーフみたいな複雑なモチーフ程ほどポイントを押えていくという見方が重要になってきます。
では頑張って描いていきましょう!

今回も多くの研究科の生徒さんにご参加していただき無事に研究科展初日を迎えることが出来ました!
まずはご協力頂いた生徒さんにお礼申し上げます。
搬入手伝いにも沢山来て下さり、慣れているベテランの方々を中心にテキパキと進めて頂いたのでとても助かりました。

夜からは開会式とぐるっと回って作品鑑賞しながら生徒さんの出品作品紹介を行いました。
その一部の方々をご紹介。

Yさんの作品、ジャスパー・ジョーンズの作品をベースに過去に描いたご自身の絵の写真をコラージュしています。カッコいい作品ですね!

Hさんの作品、独特な俯瞰の構図がとても面白く、絵の中に様々な物語が描かれています。

Kくんの作品、写真をもとに丁寧に鉛筆で描いています。さらにそれを描くことに決めたエピソード(コンセプト)がユニークで作品の面白さに繋がっていますね。

Kさんの作品、ご自身が旅行された時に描いた水彩のスケッチをもとに描いた油彩。その土地空気感を感じさせる色味がとても素敵です。

 
それぞれの作品に対する思いを聞けて短い時間でしたがとてもおもしろく充実した内容となりました。最後に生徒さんからのリクエストで講師陣の作品紹介もさせていただきました。
そしてその後は会場を移して居酒屋での懇親会。
無事に展覧会が始められた安堵感からか生徒さんも講師陣もついついお酒が進み…(笑)。

3月2日(日)17:00まで開催していますので是非お越しください。

2014 アトリエ・フラン研究科展
2014年2月25日(火)~3月2日(日)
三鷹市美術ギャラリー(全館)入場無料
11:00~20:00(最終日は17:00まで)

講師 佐々木

今日も大雪です。
皆さん足元悪い中、研究科展も近いので熱心にいらっしゃいました。
無事に帰れましたでしょうか。

ムサビの通信課程に通いながらもフランにてさらに描き続ける熱心な生徒さん、
今回は旅先で出会った月夜の修道院の風景を描いています。
最近はだいぶ油絵の進め方、描き方に悩んでいらっしゃったようですが少し突き抜けたようですね!
この構図なのでやはり参考にするのはモネのルーアン大聖堂ですね。
空気感というか、空間を描くことが課題でしたのでモネはぴったりのお手本です。

建物のアウトラインに沿って中を塗り分けていくのではなく、極端に言うと点描のようにタッチを「重ねて」いくことで(タッチを「並べる」のではなく「重ね」ます)色の層が出来てきます。
そして点(タッチ)がアウトラインの固さを打ち消して背景とモチーフの関係が柔軟に現れてくるという狙いです。

完成までもう一息、頑張りましょう。

今週はまだ雪の残る原美術館へ行ってきました。
ミヒャエル ボレマンスという画家の展覧会です。
私が2003年にニューヨークに行った時David Zwirnerという現代美術のギャラリーでたまたま彼の個展に出くわして度肝を抜かれました。
こうして日本でまとまった作品が見ることができて時代の流れを感じました。
会場は非常にいい空間で、作品も普段描いている皆さんの参考になる物ばかりだと思いますのでぜひ見て来て下さい。

F0展、無事に終了いたしました。
芳名帳をざっと見た所の延べの入場者数も140人くらいあり、もちろん出品者の数から行けば当然なのですがなかなかにぎわった1週間だったようです。
会場のハイファミリアからもぜひまたやってほしいとの要望ございましたので前向きに第2回の検討をして行きたいと思います。
出品者の方々、見ていただいた方々、本当にありがとうございました。

そしてその1週間後の14日、研究科の講評会がおこなわれました。
普段見れない生徒さんの意欲に溢れた作品を前にこちらもちょっと興奮気味でありました。
大谷先生のミニ絵画講座(今回は「視点」について)もとても参考になったのではないでしょうか。
その後、生 徒さん講師交えての懇親会会場に場所を移しての乾杯と相成りました。
参加してくださったみなさん夜遅くまでお疲れさまでした。
いい夜になりましたでしょうか…

冬もまた同じような形で講評会/懇親会行いますので今回参加できなかった方はぜひどうぞ!

今日の研究科

F0展も残り2日を残すのみです。

今日も会場行きましたがなかなかの来場数ということでありがたい限りですね。
そしてみなさんカフェでたむろって帰られるということです。
今日はバナナジュースとスムージーをいただきました。

会場ではこんな石膏像がお出迎えです。

一方いつもの教室ではこんな感じでカラフルに作品が進んでおります。

さて、今週末はF0展の最終日ですが、その次の日曜日14日は研究科の講評会を行います。
17時ごろから2時間ほど予定しております。
その後皆さんお楽しみの懇親会もありますのでぜひぜひ奮ってご参加ください。
おまちしております!


記念すべき第一回アトリエ・フランF0(ゼロ)展が始まりました。研究科生、講師、受験科卒業生、49名による小さな展覧会。7×7に綺麗にレイアウトすると、どれが誰の作品なのかを探す面白さもあって面白いですね。7月7日(日)までやっております。皆さん是非お越しください。

ハイファミリアはご飯も美味しいですよ。私は昨日、牛肉オムライスを頂きました。今度は塩昆布じゃこチャーハン狙いで夜に伺います。

※火曜日は定休日でお休みです。

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