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今日の研究科

今日のお昼の夕立も猛烈でしたが夕方にはアトリエに西日が強烈に入ってきました。

F0号展も今週末土曜日に提出期限を迎えるということで焦ってアトリエで描き出す方もちらほら現れてきましたね。
0号には丁度良さそうな大きさのモチーフ、いったいどういう仕上がりになるのか楽しみですね。

こちらの油絵はF10号のチョウのサナギがいっぱいぶら下がっている木の絵。
いつもF4号というサイズで決めてたくさん描いてきたのでちょっと大きいのもたまにはやりましょうということでしたが、いままで固くなりすぎて困っていたタッチも伸び伸び動くようになり、これはサイズ変えて成功だったな、と本人は思っているかはともかく、そう思わせてくれた火曜日の午後でした。

今日の研究科

久しぶりの火曜日です。

久しぶりに見る作品はどう進んでいるでしょうか。

こちらの油絵、なかなか絵具がのっていていいですね。
来週なんとか仕上げたいですね。
一見すると素朴なタッチなのですが、仕上がるにつれてちゃんと細かいところまで見てあげて、筆や絵具がそこまで描ききれないとしても、ちゃんと見てあげた上で素朴にタッチを重ねていくとその絵具の固まりの中から細部が感じられるようになってきます。
そういうところがなんだか不思議な感じなんですが、ちゃんと観察した分、絵が応えてくれるって言うのか、説明なんかしなくてもいいんですよね。

皆さんがそんな絵が描け るようになるといいなって思います。

16時頃、猛烈な土砂降りになりましたがみなさん無事に帰れたでしょうか。

今日の制作現場

なかなか手が進まなくて、フランに来るのも気が重くて仕方がないそうです…
この絵はガラス越しのお店の中の様子で、映り込むいろんなものや光を描いているのです。
本人はあえて難しい絵に挑戦していこう、という感じだったのですが大変です。
写真を見て描いているので見たまま絵具を重ねていくのがゴールへの近道なのですが、「ありのままに見る」ということがいかに難しいことか、ということですね。

明日の夜はいよいよクロッキー会。
皆様お待ちしております。
今からでも申込大丈夫ですよ。

ある雑誌にてイラストレーターデビューしました。
9点コラムへの挿絵 を描きました。
いつも写真を提供してる雑誌なのでちょっと複雑です。
ぜひ書店で手に取ってみて下さい。

「ブルーガイド スキーカタログ2014」

ぼくの写真も載ってますよ。

ではまた。

今日の研究科

こちらはすでにF0(ゼロ)展に向けての制作です。ムンクみたいな大胆なタッチと大胆な構図、いいですね。
と、先に行っておかなければなりません、7月1日から研究科、フランOB、講師でF0号のサイズのみの展覧会を三鷹のカフェギャラリーにて開きます。
また追って告知しますのでよろしくお願いいたします。

こちらは50号で同時に2枚を同じ技法で描いています。
前回ホワイトを厚く重ねてマチエールをつくっておきました。
今日はその上からモチーフを線で描いてさらに薄く着色していきます。
セザンヌを想像させる色合い、いいですね。
すでに根幹的な絵画の構造がこの段階で出来上がってしまったの で、
あとはどういう風に仕上げていくのか楽しみです。

6月1日土曜日はクロッキー講座です。
皆さんぜひこの機会を逃さないようにして、大きく大胆に手を動かしてみて下さい。
よろいくおねがいいたします。

黒バックモチーフもだいぶみなさん形になってきましたね。

ベテランKさんも最近だいぶ制作で悩んでいましたが得意のスケッチとタブローとの違いは?同じ所は?という話をしてだいぶ自分のよさを引き出せてきました。
完成までその良さを引き出し続けられるか、壁をなんとか打ち破りたいですね。

Mさんも2回目にしてすでに完成への方向性が決まってきました。
しっかりした絵具の乗り、明暗の再現、なかなかよいです。
この絵の場合はローアンバー単色で背景を作っています。
次第に色数も増やして行きたいですがこの段階では決まっていますね。

こちらアトリエ・フラン研究科新人さん。今日が2回目。
すでに経験があるのでまず自分の制作からはじめてみましょうかと、ペットの亀さんをモチーフにアクリル絵具で描いています。
なかなかにぎやかで色がうまく主張しはじめました。
完成が楽しみですね。

展覧会のおしらせです。
金曜日の川島さんが出品します。

第79回旺玄展
上野の東京都美術館にて
2013年5月22日(水)から30日(木)まで
午前9時30分から午後5時30分(入場は午後5時)
※最終日は午後2時30分までの入場、3時に終了

GW前まで50号の迫力のある絵を2点、仕上げておられました。
皆様ぜひご高覧ください。

新モチーフ

組みましたよ。
思い切って黒バックです。
シャルダンとかイメージして描いちゃってもオッケーですよ。
器を多く配置したのはモランディーをイメージしてます。
そしてパレットに筆に油絵の具が置いてあります。
描く事で自己言及的作品になります。
と、まあむずかしい事は置いといて。

黒バックですけど絵具で描く場合はそのままブラック使っちゃうのはちょっと待ってください。
おすすめはブラックを使わずに黒を表現することです。

詳しくはまたのちのち。
若しくはこんど僕捕まえて聞いてくださいね。

今度の金曜日はいよいよ野外写生会。
天気も今の所の予報では良さそうかな。
研究科の参加者もいまのところ7人。
盛り上がり そうですね!」

3, 4月のモチーフ

研究科の皆様お久しぶりです。

今回モチーフを組みました、佐々木です。

まず今回のモチーフのカギとなるのは「壁」です!

見ていただいた通りいつもより壁にモチーフを密着させています、そのためどのものを描こうとしても壁との関係性が出てくるはずです。その壁を逃げずにきちんと描くかが作品の善し悪しに大きくかかわってくるでしょう。ポイントは油彩ならしっかり絵具をのせる、デッサンも鉛筆を長いストロークでしっかりのせましょう。

置かれているモチーフ自体はそこまで複雑なものははありませんのでよく見て描いて頂ければ大丈夫!

また、一見正面性の強く見えるモチーフですが斜めからの構図もカッコよく取れると思います、オススメです。

素敵な作品ができるのを楽しみにしています。

1月のモチーフ

大変遅ればせながら今年も皆様よろしくお願いいたします。

1月の授業もすでに開始してそろそろ2週間にもなろうという頃です。
とりあえず新年にふさわしい?モチーフを組んでみました。

どこからでも、いくつも切り取れる要素を含んで組んだつもりです。
おすすめは真正面からみた構図です。
早い者勝ちですよ。

このモチーフ、なかなか生徒さんからは好評と聞いております。

先週は大雪に見舞われましたがフランのベランダもこんな感じで、
僕は大雪の14日は長野にいましたが高速道路が全滅で東京に帰れず大変でした。
15日は午後から出勤する予定でしたがもうあきらめて長野で寝ていました。
が、結果的に無事に出勤。あーよかった。
足 下の悪い中、描きに来てくださった研究科の方おつかれさまでした。

正月は毎年の事ながら金沢に帰省。
今年も21世紀美術館詣でです。
今年は家族3人で行きました。
息子は村上隆のシーブリーズを前に眩しそうにしてました。
21美の目玉であるレアンドロプールも泳いだし。
息子は9ヶ月にしてすでに3美術館デビューです。
いつまでついてきてくれますことやら。

ということで今年もおつきあいくださいませ。

お久しぶりです

大変ご無沙汰しております。
留守が多くて大変失礼いたしました。

今年もあっという間に終わりに近づいてきております。
先週の講評会は内容を少し変えて、盛況に終わったようです。
そのレポートはまた加藤先生からしていただくとして…

金曜日の授業も今日が今年最後となりました。
それぞれ課題を残しつつ、他の曜日に振り替えてなんとか今年中の完成を目指すようです。
皆さん熱心です。
金曜は自分の制作を熱心に行う方が多いです。
アトリエ・フランは基本的な技術を習得する事はもちろんですけど、こういう制作にも積極的に対応します。
そして展覧会、作品集などにつながっていく方もいらっしゃいます。
来年もいろんな作品が見られるといいですね。

今年は雪が早いです。
先月の末、立山室堂でテント泊してきました。
吹雪いていたのが急に晴れて星が降ってきそうな夜でした。

モチーフ攻略!

前回の投稿でも照会した今月のモチーフ、ススキがどうもネックなんでしょうか、みなさん苦戦している印象があります。
ちょっとボリュームありすぎてまわりのモチーフ喰っちゃってる感がなきにしもあらずですが、
ちょっとスケッチしてみたので参考になりますでしょうか。

ススキは穂先がふわってしていて柔らかいのがススキらしさであって、実際それを絵に描こうとするとなんとなくぼやっとさせたくなる気持ちはよーく分かるのですが…
ガラスなんかもそうなんですけど、透明だからぼんやり描くんじゃなくて透明だから透けて見えたり写り込む物をシャープに描かないとガラスにならないです。
ススキも結局ぼかしてしまうとススキになりきらず、しかも背後にある浴衣なども上手く描く事が出来なくなります。
結局、まわりも利用しながら穂先までしっかり形を決めてあげる事がコツなような気がしています。
鉛筆では柔らかくも、その輪郭は決してぼかさず。
上手くまわりを利用してあげてください。

この週末、水戸芸術館で「311とアーティスト」と題された展覧会を見に行きました。
震災後に行動したアーティストたちの記録です。
人それぞれですけど、そこで動いた何人かの作品からはちょっと胸ぐら掴まれたような感じがしました。

ところで長男も連れてったのですが、ベビーカーを貸し出しているので借りて鑑賞しようとしました。
すると水戸芸の展示室への入り口って階段なんですよね。けっこう狭めの。
どうやって上がるんだろ、とおもったらヒミツの隠し扉の先からエレベーターが現れてそこから案内されました。
途中でうんちたれたのでオムツ交換しようと思ったらやはりエレベーターで案内。
けっこう長い時間掛けてみてたので最後お腹がすいてぐずり気味。
授乳室は水戸芸にはないと聞いていたんだけど試しに聞いてみたら学芸員室の奥の応接間を貸してくれました。
子供のおかげちょっとVIPな雰囲気を味わう事が出来ました。
嫌な顔ひとつせずこういう対応をしてくれるところにちょっと感心した美術館体験だったのでした。
そんな水戸芸のトイレで撮った1枚です。

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