Tag: アトリエ

今日の研究科2011.04.29

ついにゴールデンウィーク突入です。
祝日なので顔を見ない方、祝日なので振り替えてくる方等等でいつもより顔ぶれが豊富な研究科でございます。

そんな振替組で本当に久しぶりにお会いした生徒さん。
懐かしい話で盛り上がってしまいました。
お互い年を取りましたね…
絵は新緑の山を抽象的に描いていて、セザンヌかと思いました。

今日は祝日のためか無料体験の方も多かったです。
これから絵を始めようかな?絵画教室なんて得体が知れないけど一体どんなとこなの!!??
と、不安と期待でいっぱいいっぱいの方にぜひ参加していただいて合計6時間、鉛筆デッサン体験をしていただきます。
当然手ほどきも1からいたします。
といってもあまり難しいことばかり口で説明してもどんどん絵を描く事が理屈っぽく詰まらなくなってしまうので
描くという事をどんどん体感して楽しんでいただければと思っています。
でないと長続きしませんから。
写真は無料体験モチーフの定番、ワイン瓶、コンクリートブロック、レモンです。
単純な形態なのでしっかり形の構造を理解して、バランスよく構図を決め、光の方向を決めて明暗を整える、そして描き込み、質感描写…
こんな事言ってるとどんどん理屈っぽくなってダメですね!!!!


ちょっと宣伝させてください。
私、中田寛也の撮影した写真が表紙に使った本(文庫ですが)がGW明けに出版されます。

田舎暮らしに殺されない法 (朝日文庫)
丸山健二 著
文庫: 208ページ
出版社: 朝日新聞出版 (2011/5/6)

http://www.amazon.co.jp/田舎暮らしに殺されない法-朝日文庫-丸山健二/dp/4022646098/ref=sr_1_45?ie=UTF8&qid=1304061634&sr=8-45#

よければ書店でお手に取って御覧ください。
もちろんamazonでも、どうぞ。

今日の研究科 2011.02.02

あっという間に今年もひと月たってしまいました。
今日は小春日和で教室の中は暑いくらいでした。
もう冬も終わりかと思います。
さあみなさん、アトリエフランに来ましょう。

ということで今日の教室の様子です.
こんな風に講師が巡回してきて生徒さん一人一人にアドバイスをして行きます。
きょうは床がいい感じに描けて良くなりましたねー。

やはり静物を描く時の肝は「床にモチーフが乗っかっている」という事です。
床がないと静物モチーフが成り立たない、キャンバスの上では床というのは「大地」そのものなのでございます。
というか床もモチーフのひとつくらいに考えておかないとおそらく床には適当なタッチが入ったりしてしまい、スキのある画面になってしまう事でしょう。

きっと重力のない宇宙ステーションなどで何世代も生きた人間にはそんなことも通用しなくなるのかな?
村上龍の「歌うクジラ」という小説を読みながらそんな事を考えるナカタでございました。

私の個展も早いもので5日までとなってしまいました。
未見の方はぜひ!
雑誌の取材も入りましたよ。
ちっちゃい枠ですが。

れびゅー

冬期講習も終わって研究科も通常授業に戻っています。
今年から新しく加わっていただいた方もいらっしゃって新年にふさわしい教室です。
シンプルなモチーフ大小2つ用意してお待ちしております。

さて、年始に開催されていた研究科坂元さんの二人展の模様です。
銀座の月光荘画室こんぱる後室にて1/5-1/10にわたって行われました。
こじんまりとした展示室にフランとご自宅で描いた静物の油彩がところ狭しとならんでいました。
教室で描くものよりも自宅で描いた方がすこしのびのびとして見えるのはきっと気のせいではないですね。
展示して気がつく事もきっと多いと思います。
今後に期待できる展示でした。

ぜひ皆様も個展やグループ展に挑戦してみてください!
目標が出来る事で描くモチベーションも高まるし、「表現」というものは自身のものとはいえ、人に観てもらう事で成り立つコミュニケーションでもあります。

更新滞りましてご無沙汰してしまいました。

今日の午前中の作品です。
しゃれこうべ仕上がりました。
デッサンも鉛筆の質感が大事ですね。
ちょっと鼻の下が伸びてるのが気になりますけどね!
ちなみに大人の顔を描く時の目の位置ですが、正面から見た場合、あごの先から頭頂のちょうど真ん中に来ます。
美術解剖学の本には必ず書いてあるネタですが参考にしてください。
みなさんだいたい実際より上の位置に目を描いちゃうので。
多分、「顔」「頭」どっちで捉えるかの違いかと思います。

川村記念美術館でバーネット・ニューマン展やってますね。
12月12日までです。
まだ行ってないのですがこの慌ただしさだと気づいたら終わってたなんて可能性もあるので気をつけようと思ってます。
ちょっと遠いですが、とてもすてきな庭と建物とレストランがあるので小旅行気分で行かれるのが良いかと思います。

今日の研究科2010/11/5

僕の名前は「はな」です。会いに来てください。
月曜までいます!

いま、金曜日は午前中が今狙い目です!ほぼ貸し切り状態。
場所と講師を独り占めできるのでぜひ来てください~

で、午後はいつものとおりにぎわっております。
普段は火曜日きているk田さん、古キャンヴァスに油絵を開始。
いいかんじですね。
出だしなので大きい仕事が中心になるのですが、
例えば細い枝なんてのは後から付け足すんじゃなくて、枝の周りの大きい空間を描きながら、枝の部分を残していくと自然と出来上がって行きます。
すると大きい仕事と細かい仕事が同時に進行して統一感のある画面が出来ると思います。
参考までに。

今日の戦利品、いえ、頂き物です。ありがとうございます。

新国立美術館の団体展をすごく久しぶりに見に行く用があったのでついでにゴッホ展を見に行きました。
ゴッホ展のついでに団体展か…
どっちでもいい話ですが。

すんごくゴッホの勤勉さが伝わる展覧会で,いちばん心に響いたのが人体模型を描いた絵でした。
ゴッホ展だけど半分近くはゴッホ以外の作品なのですが、モネの海沿いの岩の絵もありました。モネのこのシリーズは個人的に気になるんですけどそれについてはまた機会のあるときに。
思ったより空いていて思ったよりは見やすかったですが,会期終了に近づくにつれてまた混んで行くのかな?

どんよりとした空模様の火曜の午後、相変わらず研究科は盛況です。
教室もあっちこっち使って描いてもらっております。
今日もデッサンに取り組む方がいらっしゃいます。
デッサンの基礎って身につけるのも大変だし、教えるのも大変なんです。
なんせ個人個人の認識の問題に関わる事ですから。
僕らが正しい事を言ってるとも限りません。
そこでいちばん信じられるものは、現に手を動かしてできつつある目の前の作品しかない訳です。
上手いか下手か、形があってるかあってないか、という事は誰が判断できるものではなくて、出来上がったものはその人の観察した結果でしかなくて。
なのでとにかく手を動かして行く、それがいちばん大事なんだなあっと思う今日この頃でございました。

そんな難しい事はともかく、

告知です。
アトリエ・フラン、尾藤敏彦先生の展示があります。
場所は箱根湯本の街中にある平賀敬美術館です。
秋から初冬の箱根を訪ねる際に足をお運びいただければ幸いです。

「平賀敬没後10年・その仲間たち展 ~敬さんに逢ひに来ました 秋日和~」
◆開館時間:11:00?17:00(入館は16:30まで)
 ◆休館日:水・木曜日
 ◆入館料:高校生以上/500円 小・中学生/200円 幼児/無料
  ご来館の際に「ホームページを見た」とおっしゃていただければ、
    当美術館オリジナル・ポストカード1枚謹呈いたします。

だそうですー。
僕も秋の箱根の峠走りに行こうかしら。

今日の午前のクラスは鉛筆デッサンをしてる方が多く、石膏像、大型、中型の静物を熱心に描いています。日曜日は午前午後通して受講する方もいて、休日にたっぷり6時間、絵を描くことに浸るってとっても充実してるのではないでしょうか。

午後からは体験入学の方が居たり、日曜裸婦講座もあり、皆さん集中して制作してて教室は何かこう静かな熱気に包まれておりますです。はい。

10月23日(土)には恒例のクロッキー講座があります。只今申込受付中です、皆さん奮ってご参加くださいね。

季節もそろそろ芸術の秋。色づく木の葉など目にすると、絵描いてみたいなぁ~なんて思いますよねー。

今日の研究科2010.10.05

火曜日。
午後から大盛況だった研究科。
今日から新しく入学いただいた生徒さんは迷いながらも石膏デッサンを選択、メディチ像と壮絶な戦いを挑んでおります。

アロエのデッサンをここ1ヶ月取り組んできたMさんもかなり完成が見えてきました。
長く通われてデッサン,水彩、たまに油彩とやってきましたがここ1年くらいでかなり作品の質が向上してきましたね。
素晴らしい事です。

少女の成長を描き続けるTさん。バックが決まってとっても見違えました。
モチーフとバックの関係性、大切です。本当に…

今日は飛び入りのIさん、なにやら面白そうな事してましたね。
受験生の課題にパクらせていただきます。
ありがとうございました!!

というわけで夜はすっかり静かな研究科C教室。

最後に私事ですが。
中田寛也展ご来場いただきありがとうございました。
やって本当に良かった、そんな展示ができてちょっと満足の週明けでした。

サマースクール

7月25日~8月15日までの毎週日曜日に行っているサマースクールの様子です。

人物画のコースではチャイナドレスを装ったモデルさんを描いています。
普段の研究科とは違った雰囲気のアトリエで、F6号~F30号くらいの大きさに半身像や全身像、中には違う角度からのモデルを組み合わせて描いている方もいてみなさんとっても真剣ですねぇ。

静物画は鉛筆デッサン。ビン、白布、サザエの貝殻‥とちょっぴりハードかも知れませんが、基礎には役立つモチーフばかり。「むずかしいッスね~、、、。」とつぶやきながらもどこか嬉しそうで汗をかきかき、こちらも頑張ってらっしゃいます。

陶芸コースは全2回で、石膏型を用いての制作。女性がボウルで白い石膏液を混ぜてるところはどこかお料理をしてるみたいに見えて、それだけでなんだか楽しそう。

夏の間お休みされてる方も9月からの通常授業でお会いしましょー。

引き続き新しいモチーフにてんやわんやの研究科です。
あと3週間しかないのでのんびりとはしていられないですね。

写真は火曜日の常連さんです。
いつもにぎやかです。
彼女の絵に対する情熱には本当に感心させられます。
絵のテーマ、取り組み方が本当にストレートなんです。
自宅で描いてきたというドローイングもよく見せてもらいますが目を見張るものが多いです。

今日描いていた静物はマティス張りの色彩が画面を覆っています。
楽しみです。

今週末日曜日は研究科の合同講評会がありますね。
みなさんふるってご参加ください。
お楽しみの懇親会もあります!

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