熱心に午前中から通っていらっしゃるお二人の絵がなかなかいい感じです。
今日も一日いい日になりそうな気分になります。
こちらはいま組まれている大型静物。
細部のバランスと明暗の捕まえ方、アウトラインで区切って行くのではなく、アウトラインを横断して大きい空間へとつなげていこうとする意識、まだ慣れていないものの正しい方向を向いて描けている気がします。
こちらは本で見つけた素敵なマダムたちの写真から描きおこしたもの。
薄ーくのばして載っけていた絵具がよりしっかり乗るようになってきました。
どちらも楽しみですね。
1月の研究科の授業も通常通り始まっております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回のモチーフです。
ロマネスク、ゴシック…という感じでしょうか。
研究科展も2月の末に迫っております。
みなさん制作頑張って下さい。
きょうはみなさん構図をとっています。
切り取り方は無限にあるのですが目安にしたいのが余白の空き方のバランスです。
ひとつ参考にしてみて下さい。
モチーフばかり気にしているとあららってかんじになってしまいますよ。
見えない部分も気にかけてあげて下さい。
寒い日が続 いていますが年末年始ははさんで北海道の往復でした。
年末は暖かかったけど先週は極寒でした。
新しいモチーフもぼちぼち2回目に入ってる生徒さんも多いでしょうか。
構図も決まってやっと下塗りが終わって…
ここでどんどん絵具乗っけておかないと描き込みはじめてからああしとけばよかった…なんてことにならないように、焦らずじっくり大胆に、というのがこの段階でのテーマですかね。
タヌキがじっと見てますよ。
ところで先月末に用事があってオーストラリアに行ってきました。
一日フリーな時間をもらえたのでバスと電車を乗り継いで約2時間、ブリスベンのクイーンズランド州立美術館に行ってきました。
いわゆる美術史的には全部を扱うQLD ART GALLERYと現代美術のGOMA(gallery of modern art)他にもいろいろ博物館もパフォーマンス系シアターもいろいろあるんですが、ブリスベンのダウンタウンから川を挟んだ一角に全部集まっています。
基本展示は無料で、館内撮影も可。開放感が合って小さい子が沢山来ていて美術になじんでいる雰囲気は素敵でした。
特にGOMAはオーストラリア内のみならず、あんまり見れない南半球(南米、アフリカ、アジア、オセアニア)のアーティストたちの作品が多く集められていて、興味深かったです。
イギリスの植民地であって、アボリジニという先住民族がいて、どっちの流れもあるオーストラリアの美術史は、日本に置き換えてみると古来の美術の流れと明治以降の西洋美術が入ってきてからのぐだぐだ感がどこか共通しているようでとても考えさせられました。
機会があればぜひ行ってみてください。
今年一杯の新しいモチーフです。
タヌキとシカの頭が目を引きます。
研究科展に向けて頑張りましょう!
今日は無料体験の方もいらっしゃいました。
静物デッサンをしました。
座り方から始まって鉛筆の削り方、形の取り方、基礎から丁寧に説明させて頂きます。
ぜひ体験してみて下さい。
研究科生の参加グループ展のお知らせです。
第24回 創人画会展
11/5(火)~11/10(日)
11:00~18:30(最終日16:00まで)
銀座アートホール2F
104-0061
中央区銀座8-110
高速道路ビル 銀座コリドー街
川原裕子さん
藤木美佐子さん
矢沢澪子さん
吉田雅之さん
の4名がフランから参加です。
ぜひ皆様足をお運び下さい。
長かった夏期講習も終わり、アトリエフラン通授受業に戻っております。
研究科の皆様にはご迷惑おかけしました。
今月からスタートの新モチーフです。
佐々木先生渾身の作です。
皆様腕を振るいにお越しください。
思い切ってポップな作品に振るか、花などを使ってオーソドックスな作品に振るか、いろんな選択肢があると思います。
このモチーフは10月いっぱいまでの予定です。
去る8月24日から、講師とその家族、友人ら総勢16名で毎年の恒例行事となりつつある郡上八幡への旅行へ行って参りました。
今年もいい夏休みを満喫させて頂きました。
組みましたよ。
思い切って黒バックです。
シャルダンとかイメージして描いちゃってもオッケーですよ。
器を多く配置したのはモランディーをイメージしてます。
そしてパレットに筆に油絵の具が置いてあります。
描く事で自己言及的作品になります。
と、まあむずかしい事は置いといて。
黒バックですけど絵具で描く場合はそのままブラック使っちゃうのはちょっと待ってください。
おすすめはブラックを使わずに黒を表現することです。
詳しくはまたのちのち。
若しくはこんど僕捕まえて聞いてくださいね。
今度の金曜日はいよいよ野外写生会。
天気も今の所の予報では良さそうかな。
研究科の参加者もいまのところ7人。
盛り上がり そうですね!」
きょうは一日通じて混み気味の金曜日。
来週で終わるモチーフの仕上げでしょうか。
写真は先週からの続き。だいぶ進んでまいりました。
勢いに乗って細かい事気にせずどんどん絵具をたっぷり重ねて行ってほしいですね。
このモチーフが終わった来週の火曜日に新しいモチーフを組みます。
お楽しみに。
来週はGW。野外写生会も人が集まってまいりました。
ぜひご参加ください。
そして我が家もこいのぼりあげました。朝は凪いでてこんな有様でした。
研究科の皆様お久しぶりです。
今回モチーフを組みました、佐々木です。
まず今回のモチーフのカギとなるのは「壁」です!
見ていただいた通りいつもより壁にモチーフを密着させています、そのためどのものを描こうとしても壁との関係性が出てくるはずです。その壁を逃げずにきちんと描くかが作品の善し悪しに大きくかかわってくるでしょう。ポイントは油彩ならしっかり絵具をのせる、デッサンも鉛筆を長いストロークでしっかりのせましょう。
置かれているモチーフ自体はそこまで複雑なものははありませんのでよく見て描いて頂ければ大丈夫!
また、一見正面性の強く見えるモチーフですが斜めからの構図もカッコよく取れると思います、オススメです。
素敵な作品ができるのを楽しみにしています。
大変遅ればせながら今年も皆様よろしくお願いいたします。
1月の授業もすでに開始してそろそろ2週間にもなろうという頃です。
とりあえず新年にふさわしい?モチーフを組んでみました。
どこからでも、いくつも切り取れる要素を含んで組んだつもりです。
おすすめは真正面からみた構図です。
早い者勝ちですよ。
このモチーフ、なかなか生徒さんからは好評と聞いております。
先週は大雪に見舞われましたがフランのベランダもこんな感じで、
僕は大雪の14日は長野にいましたが高速道路が全滅で東京に帰れず大変でした。
15日は午後から出勤する予定でしたがもうあきらめて長野で寝ていました。
が、結果的に無事に出勤。あーよかった。
足 下の悪い中、描きに来てくださった研究科の方おつかれさまでした。
正月は毎年の事ながら金沢に帰省。
今年も21世紀美術館詣でです。
今年は家族3人で行きました。
息子は村上隆のシーブリーズを前に眩しそうにしてました。
21美の目玉であるレアンドロプールも泳いだし。
息子は9ヶ月にしてすでに3美術館デビューです。
いつまでついてきてくれますことやら。
ということで今年もおつきあいくださいませ。
前回の投稿でも照会した今月のモチーフ、ススキがどうもネックなんでしょうか、みなさん苦戦している印象があります。
ちょっとボリュームありすぎてまわりのモチーフ喰っちゃってる感がなきにしもあらずですが、
ちょっとスケッチしてみたので参考になりますでしょうか。
ススキは穂先がふわってしていて柔らかいのがススキらしさであって、実際それを絵に描こうとするとなんとなくぼやっとさせたくなる気持ちはよーく分かるのですが…
ガラスなんかもそうなんですけど、透明だからぼんやり描くんじゃなくて透明だから透けて見えたり写り込む物をシャープに描かないとガラスにならないです。
ススキも結局ぼかしてしまうとススキになりきらず、しかも背後にある浴衣なども上手く描く事が出来なくなります。
結局、まわりも利用しながら穂先までしっかり形を決めてあげる事がコツなような気がしています。
鉛筆では柔らかくも、その輪郭は決してぼかさず。
上手くまわりを利用してあげてください。
この週末、水戸芸術館で「311とアーティスト」と題された展覧会を見に行きました。
震災後に行動したアーティストたちの記録です。
人それぞれですけど、そこで動いた何人かの作品からはちょっと胸ぐら掴まれたような感じがしました。
ところで長男も連れてったのですが、ベビーカーを貸し出しているので借りて鑑賞しようとしました。
すると水戸芸の展示室への入り口って階段なんですよね。けっこう狭めの。
どうやって上がるんだろ、とおもったらヒミツの隠し扉の先からエレベーターが現れてそこから案内されました。
途中でうんちたれたのでオムツ交換しようと思ったらやはりエレベーターで案内。
けっこう長い時間掛けてみてたので最後お腹がすいてぐずり気味。
授乳室は水戸芸にはないと聞いていたんだけど試しに聞いてみたら学芸員室の奥の応接間を貸してくれました。
子供のおかげちょっとVIPな雰囲気を味わう事が出来ました。
嫌な顔ひとつせずこういう対応をしてくれるところにちょっと感心した美術館体験だったのでした。
そんな水戸芸のトイレで撮った1枚です。