Tag: モチーフ


こんにちは、佐々木です。
新型コロナウイルスの影響で世の中は慌ただしい状況ですね。
アトリエ・フランでもしっかりと感染予防対策を行い(HPトップ参照)、研究科の生徒さんへ今まで通りの制作環境を提供できるように努めてまいります。

さて、3月・4月のモチーフです。
前回が渋めの哀愁漂うモチーフだったので、今回は全体的に明るめで軽やかな雰囲気を意識してくみました。また、グリーンとピンク系の色布で春らしさも演出しております。
植物(ユーカリ、タニワタリ)とキラキラした数字のバルーン、カラフルなハンガー、幾何学形体の自然物と人工物の対比なども構図選びのきっかけになるのではないでしょうか。
寝せて置いたマルス像や吊るされた三角錐など少し難易度の高いモチーフにも、ぜひチャレンジしてみて下さい!

1月~2月のモチーフ

 皆様こんにちは加藤です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。お正月もあっという間に過ぎ、新年の研究科も1月9日より始まっております。

 さて、今回のモチーフは石炭ストーブをメインに少し渋めの色調となりました。このストーブはずいぶん前からアトリエにあるモチーフでかなり年季が入ってます。生徒さんの中には「これは一体何ですか?」と初めて見る方や「子供の頃は使ってたわ。」とおっしゃる方と様々で反応が面白いです。

 古いとは言え鉄の接合部分の段差、フタのあたりの造作、溝の厚みなど細かい所はしっかり残っているのでなかなか描き応えがあります。そのほかランプやスプリングなどありますのでお好きな所を選んでみて下さい。

そろそろ研究科展のことも意識する頃かと思います、みなさん今年もどしどし制作しましょうー!

 朝夕は次第に肌寒さを感じる季節になって参りました。
 さて、今回はモチーフのパートを割合はっきりと分けてみました。中規模なかたまりが4か所ほどあります。花束が目を引きますがどんな風に描いたものか迷ってしまうかも。古くはルネサンス、バロックの名画のように花ひとつひとつ克明に描くか、オランダ黄金期の静物みたいに豪華にか。伝統的な日本画のように厳格な様式美は。いやいや印象派の奔放なまでの筆遣いでざっくりとするのも良いかも?でもひとくちに印象派と言っても作者ごとに結構ちがうしなぁ。おっと、あんまり考えて自信が無くなって来ちゃもったいない。花は何時だって魅力的なモチーフですから思い切ってトライしてみましょう。
 その他イタリアの仮面舞踏会で使うマスケラ、素朴な植木や水差しと雰囲気の違う物があります。みなさんのお好みでパートを選んでみて下さいね。12月20日までセットしてあります。

9月~10月の大型モチーフ

夏期休講も終わり、9月から研究科授業開始しました。

新しいモチーフは左右にブルーとオレンジの色のパネルを敷き、その間に白布を掛けたテーブルを設置しました。そして色のパネルの上には白いモチーフ、パネルと同系色のモチーフ、両方に共通したモチーフ(黄色いゴムボール、コルク張りの立方体)などが置かれています。描いていくポイントとなるのは、これらのモチーフがそれぞれの色のパネルによって影響を受け、どのように見えるのかという観察だと思います。同系色で描いていく練習にもなるでしょう。

テーブルの上には研究科の生徒さんから頂いた初お目見えの石膏像、ブルータス首像もあります。

講師 佐々木

今月のモチーフ

こんにちは、丹澤です。

今回は大きな茶箱を大型モチーフのメインとして組みました。

大きな四角い箱を四角い画面に納めるには工夫が必要です。ポイントは構図を決める際に茶箱をどのくらいの大きさでどこまで入れるかを考えることです。茶箱全体をまるまる入れると余白が少なくなり画面に動きが無くなってしまうこともあります。場合によっては思い切って大胆に茶箱をカットした方が美しい構図になります。

また、深い奥行きを感じられるモチーフなので空間意識を持って描く練習にもなるでしょう。

3月~4月のモチーフ

 日に日に春めいて参りましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか、加藤です。
 さて3月~4月のモチーフを組みました。今回はピンク色や黄緑色が入り、やや可愛めの配色になっておりますが、モチーフはクラシカルな物もあるので渋めにとらえて下さっても良いかと思います。主題は描き手それぞれに異なってきます。色の組み合わせの美しさや形の組み合わせの面白さ、鏡を利用すれば実像と虚像の関係などの少し深い所まで考えることもできるでしょう。
 またオーソドックスな箱形、円柱型等の基礎形態といえるモチーフもあるので、基礎デッサンを目的にする方にも取り組んでもらえるかと思います。。4月30日までセットしてあります。

1月〜3月のモチーフ

冬期休講も終わり、先週より研究科授業開始いたしました。
皆さま今年もよろしくお願い致します。

新しいモチーフはまず角樽(つのだる)、升、鮭、小豆などの年明けらしいおめでたいもの・縁起物が目に入ると思います。ただ、それだけだと和風のイメージが固まり過ぎてしまうのでガラス容器や柄布、石膏像を配置しました。一見、唐突なこの組み合わせを面白がって描いて頂けるとこちらとしては嬉しいのですが…ドキドキ。
あとは「鮭のモチーフといったらこの人ですよね」という小ネタの部分もありますので、画面の中で実物の鮭と構成してみたりオマージュとして描いてみるのもアリなのではないでしょうか。

 研究科モチーフを組み替えました。今回は白いものが多くて一見描きづらいかなと感じる方もあるかも知れませんが、よーく見てると白さの違いがありますので、その辺りに気づいて頂ければ進め易くなるかなと思います。黄色っぽい白や青っぽい白とわずかな色味の差を見ても良いし、壁と机、モチーフ同士やそれに当る光の強さ明るさの違い、いわゆる明度差というもので見ても良いでしょう。ザラザラしてたりツルツルしてたりツヤの有る無しといった質感に留意するのも面白いでしょう。白黒で描いても色彩で描いても調子の差が近くなるのでぼんやりするのが心配なら、所々にある黒っぽいモチーフを使って調子を引き締めるようにしましょう。初心者の方は基礎力アップに上級者の方は絵づくりのヒントに役立ててくださいね。(加藤)

9月〜10月のモチーフ

始まりました!9月のモチーフです。

今回は大きな木とクラフト紙を大胆に交差させてみました。色が少ないので、着彩される方は絵の中で自由な色味を広げてみるのも楽しいと思います。ドライの猫じゃらしの細部はどこまで描くかがポイントの一つです。その塩梅は画面全体のバランスを見ながら決めるとよいですね。明暗は分かりにくいモチーフですが空間が大きくあります。モチーフに近づいて、その距離感を感じてみるのも良いでしょう。(丹澤)

こんにちは、講師の佐々木です。

5月から新しい大型モチーフがセットされています。

今回は初夏に向けての爽やかなイメージでモチーフを組みました。ボリュームと高さを出すために様々なモチーフをセットしたので、まずはどのように構図を取るかが重要なポイントとなります。

モチーフを組む際に、カルトン大サイズやF15サイズで構図が取りやすいようにいくつかのブロックに分けて配置していますが、最終決定と微調整は研究科の皆さまがしなければなりません。じっくり吟味して決めて下さい。大胆に画面の下を切った構図にして、上部を狙っても面白いと思います。迷った時は遠慮なく講師に相談してください。

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