新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回のモチーフは、ややオーソドックスな印象の静物を組みました。ちょっと変わった形の花瓶も面白く、鮮やかな色の対比が目を惹いて、楽しんで描けるかと思います。大きめの画面で全体を描くのもよいですし、うまく切り取って部分的に狙ってみてもよいでしょう。小型のモチーフは小品向けに、ちょっとアンティークな雰囲気です。大型モチーフは3月5日まで、小型モチーフは2月5日までとなります。
小型モチーフの内容を変更しました。11月末~12月半ばの期間にちなんで「クリスマス風モチーフ」です。
定番のグリーン&レッドの布の上にクリスマス感のあるモチーフを並べました。単体・複数どちらでも描けるように配置したので、気に入ったものをお好きなサイズ・画材で描いてみてください。
早速、講師(佐々木)も描き始めました(この後、クリアジェッソを塗って下地を作り、色鉛筆で彩色する予定です)。皆さんの参考になるか分かりませんが、途中経過を時々ご覧くださ~い。
講師の佐々木です。
F0(ゼロ)展も盛況のうち、無事に終了いたしました。お越しいただいた皆さま、ご参加の方々ありがとうございました。そして、アトリエ内のモチーフも一新いたしました。
『大型モチーフ』は久しぶりに大きめの石膏像(馬頭、ラオコーン、奴隷)が含まれています。石膏デッサンする時とは異なる高さでそれぞれ置かれていますので、構図は像全体を収めようと思わずに「どこで切ったら他のモチーフとのバランスが良いかな?」「こんな切り取り方したら面白いかな?」というような感じで構えすぎずに楽しんで決めてもえたらと思います。また、見慣れたモチーフも少し変化をつけて置いてありますので、その変化や違和感も絵作りのポイントなるのではないでしょうか。
『小型モチーフ①』は輸入菓子を中心に組みました。ロゴの文字や写真を再現して描く難しさはありますが、描きごたえのあるモチーフだと思います。描く上でのポイントはロゴの文字は文字として捉えずに、あくまで図だと捉える事です(詳しくは講師がアドバイスしますのでご安心を~!)。
※小型モチーフ①は11月22日(金)までとなります。
こんにちは!丹澤です。サマースクールも無事終了し、9月からまた新しいモチーフをセットいたしました。猛暑も少しおさまり、秋の気配も感じながら、自然の曲線に触れる静物です。
上から見下ろす視点を意識し、樹皮や床上の暗さと切り株の断面や座面(イス)の明るさを、両方画面上に入れるとメリハリのある絵になるでしょう。
今月は日曜日午後に人物画コースもやってます。飛び入り参加も大歓迎!!お待ちしておりまーす!!
今年は夏の間も研究科用モチーフをセットしております。今回はグリーンとブルーを多くして爽やかな色使いで組んでみました。マンドリンのしずく型が小気味よく、白い百合との組み合わせも美しいです。日中の明るい陽に当たった様子と、夕方の西日とで表情が変わるのも情緒があります。その昔、外光派と呼ばれた頃の明るい光の揺らぎを追い求めた洋画を思い起こしたりします。小型のモチーフはやや渋みのある物を選びました。水彩や油彩の小品制作に、またデッサンのトレーニングに使ってもらえたらと思います。モチーフは、大型小型ともに8月19日(月)までセットしてあります。(加藤)
5月に入り過ごしやすい季節になってきましたね、講師の佐々木です。
先週より新しいモチーフになっています。今回は、いつもと違うモチーフのセッテイングを試みてみました。大型モチーフは設置する場所を変え、光源の方向が明確になるようにしました。これにより、立体感が掴みやすくなったと思います。モチーフの内容としては、名画の模写や石膏像を含みクラシカルな要素もありますが、上部を高めに組んであるため見上げの構図も選べ、非日常的な様々な捉え方ができるのではないでしょうか。
そして、今回新たに加わったのが小型モチーフです。こちらは高めの台のテーブルサイズのモチーフです。そのため、長机で水彩画を寝かせて描くのにも最適です。最近はフランでも小作品を描く生徒さんが増えてきていますので、ぜひ活用していただければと思います。モチーフの内容は1~2個だけ選んで描いても絵になりそうなモノや、飾って楽しめそうなモノを選んでみました。
※大型モチーフは7/20(土)夜までです。
※小型モチーフは6/14(金)PMまで、6/15(土)からは別の内容となります。
こんにちは!丹澤です。三寒四温の3月、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先週から新しいモチーフです。今回は鹿の骨。アトリエフランの卒業生で現在研究科に来ている生徒さんから寄贈いただきました。埼玉県秩父郡の両神山にお住まいの彼女の祖父母宅から譲り受けたもので、おじい様が山中で見つけられたそうです。自然に朽ちて骨になった美しいシルエットを見たく、壁にかけて平面性を強めた構図になっています。ドライフラワーなど細かいモチーフも並んでおります。モチーフ同士を近づけたり、省略したりしながら画面作りも描く楽しみの一つです。(4月29日までです)
新年の研究科授業が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。
さて、今回のモチーフはベージュ、黄色、白っぽい物を集めて暖かみのある色合いで組んでみました。
中間トーンが多いので、物同士の微妙なトーンの差を見つけながら描くとデッサンでも色彩でも、良い勉強になるかと思います。柚子とカリンを置いたので教室に香りが広がっていて、冬の雰囲気がいたします。
このモチーフは3月4日までの予定です。
講師の佐々木です。長く続いた暑さが和らぎ、やっと秋を感じる季節になりましたね。しかし、もう11月になろうかというところ、あっという間に冬に差し掛かっていくのでしょうか…。
と、言うことで今回の大型モチーフも秋を通り越して「クリスマス」仕様となっております。過去のこの時期の大型モチーフを振り返ると、クリスマスに寄せて組んだものはなんと約10年前!!当時、描いた方もいらっしゃることでしょう、覚えていますか?覚えてないかな…笑
絵になりそうな描きどころポイントをいくつかつくって組みましたので、気に入ったところを例えばいつもより小さめのサイズで描いてみて、完成した作品をクリスマス時期に玄関やリビングなどに飾ってみてはいかがでしょうか?きっと素敵なはず!
※モチーフは12月20日(水)までとなります。
猛暑もいささか和らいできた頃でしょうか。サマースクールも無事終了し9月からまた通常授業が始まりました。
夏休みを経て、皆様がお変わりなく(?)アトリエに通って来てくださるのでとても嬉しく思います。
さて、今回のモチーフは管楽器が中心。聴くも見るも楽しい楽器ですが、いざ描くとなるとその造形の複雑さ驚かされます。時間をかけて一つをじっくり描くのも楽しいでしょう。ユーフォニウムは酸化も激しく、色はなんとも言えぬ褐色です。時間の経過を感じる茶色の質感は描きごたえもありそうです。そして全体を見ると、中心の市松模様が大きく目に入るのですが、スケールを覗くと白黒の柄がほんの少し入るような構図になります。この密度が画面の引き締め効果に繋がるかもしれません。色は自由に、実物のモチーフからヒントをもらいながら楽しく、時には難しいことにも挑戦しながら描いていただけたらと思います。