こんにちは。初書き込みになります、講師の佐々木です。
タイトルの通り最近フランの生徒さんで増えているのが大学生の方々なんです。
話を聞くと大学で学んでいる専攻も理系、文系、美術教育、韓国の方で日本語を学んでいる…など様々でいろんな生徒さんがいらっしゃいます。大学院で研究をされている方もいて内容を聞いても難しく・・・。
リニューアル効果でしょうかホームページを見てフランを知ったという方が割と多いようです。中には美大受験はしなかったものの高校生のときにフランに通っていてまた絵が描きたくなって!という熱い方もいます。
大学生の方々はみな熱心に通われていて、逆に少しは他で大学生らしく遊んでいるの??と聞きたくなるほどです(笑)。みなさんこれからも楽しく進めてくださーい。
新国立美術館の団体展をすごく久しぶりに見に行く用があったのでついでにゴッホ展を見に行きました。
ゴッホ展のついでに団体展か…
どっちでもいい話ですが。
すんごくゴッホの勤勉さが伝わる展覧会で,いちばん心に響いたのが人体模型を描いた絵でした。
ゴッホ展だけど半分近くはゴッホ以外の作品なのですが、モネの海沿いの岩の絵もありました。モネのこのシリーズは個人的に気になるんですけどそれについてはまた機会のあるときに。
思ったより空いていて思ったよりは見やすかったですが,会期終了に近づくにつれてまた混んで行くのかな?
どんよりとした空模様の火曜の午後、相変わらず研究科は盛況です。
教室もあっちこっち使って描いてもらっております。
今日もデッサンに取り組む方がいらっしゃいます。
デッサンの基礎って身につけるのも大変だし、教えるのも大変なんです。
なんせ個人個人の認識の問題に関わる事ですから。
僕らが正しい事を言ってるとも限りません。
そこでいちばん信じられるものは、現に手を動かしてできつつある目の前の作品しかない訳です。
上手いか下手か、形があってるかあってないか、という事は誰が判断できるものではなくて、出来上がったものはその人の観察した結果でしかなくて。
なのでとにかく手を動かして行く、それがいちばん大事なんだなあっと思う今日この頃でございました。
そんな難しい事はともかく、
告知です。
アトリエ・フラン、尾藤敏彦先生の展示があります。
場所は箱根湯本の街中にある平賀敬美術館です。
秋から初冬の箱根を訪ねる際に足をお運びいただければ幸いです。
「平賀敬没後10年・その仲間たち展 ~敬さんに逢ひに来ました 秋日和~」
◆開館時間:11:00?17:00(入館は16:30まで)
◆休館日:水・木曜日
◆入館料:高校生以上/500円 小・中学生/200円 幼児/無料
ご来館の際に「ホームページを見た」とおっしゃていただければ、
当美術館オリジナル・ポストカード1枚謹呈いたします。
だそうですー。
僕も秋の箱根の峠走りに行こうかしら。
火曜日。
午後から大盛況だった研究科。
今日から新しく入学いただいた生徒さんは迷いながらも石膏デッサンを選択、メディチ像と壮絶な戦いを挑んでおります。
アロエのデッサンをここ1ヶ月取り組んできたMさんもかなり完成が見えてきました。
長く通われてデッサン,水彩、たまに油彩とやってきましたがここ1年くらいでかなり作品の質が向上してきましたね。
素晴らしい事です。
少女の成長を描き続けるTさん。バックが決まってとっても見違えました。
モチーフとバックの関係性、大切です。本当に…
今日は飛び入りのIさん、なにやら面白そうな事してましたね。
受験生の課題にパクらせていただきます。
ありがとうございました!!
というわけで夜はすっかり静かな研究科C教室。
最後に私事ですが。
中田寛也展ご来場いただきありがとうございました。
やって本当に良かった、そんな展示ができてちょっと満足の週明けでした。
午前中一人も生徒さんが現れず自分の人気もここまでか…と軽く落ち込んだなかたです。
と思いきや午後からざわざわといつも以上ににぎわったので一安心。
今日は数年ぶりのブランクからいよいよタブロー制作に復活したSさん。
本人はひょうひょうとしてましたが久しぶりにF60号の画面にのびのび絵の具をのせている背中は歓びにみちていました!!
最初は薄かった絵の具も、後半は大胆にナイフでのせられるようになり、その経過はあんまりブランクを感じさせないです。
目標は来年の公募展出品です。期待してますよ。
今日は受験科の高校生、浪人生たちが23日のフラン祭に向けて作品を作っていました。
23日のフラン祭は作品展示、イベントなど満載なので研究科の方もそうでない方も皆様ご来場ください。
みんなで盛り上がりましょう。
7月11日は研究科の合同講評会。
生憎の雨でしたが、参加して下さった方も多く、充実した講評会になりました。
普段は観ることのできない、他の曜日の方の作品を鑑賞したり、
客観的に自分の作品を見つめたり…。
どの作品も個性豊かで、私もいろいろと刺激を受けました。
懇親会は最後まで参加できませんでしたが、皆さん盛り上がっていたようです。
普段聞けない話?なんかも飛び交って…。
研究科は7月21日から8月31日までの約一ヶ月間、受験科の夏期講習会のため、夏休み期間になります。
毎年皆様にはご迷惑をおかけしますが、
この期間の日曜日を利用して『サマースクール(全4回)』を開講しています。
「女性コスチューム」、「基礎デッサン」、「陶芸」の3つのコースを用意しております。
詳細はアトリエ受付に用意した『2010サマースクール』のお知らせをご参照下さい。
詳細
今日は朝からベランダのハトと対決していた中田です。
写真は今朝の製作中。Uさんです。
来週からのグループ展のために仕上げ中。
グループ展成功しますように。
Uさん、これ見てたらグループ展情報コメントしてくださいな。
明日からの新モチーフを組みました。
詳細は明日のブログにて。
お楽しみに。
水曜日は原美術館へ行ってウィリアム・エグルストン展見に行きました。
写真をコンテンポラリーアートの文脈として成立させた立役者の一人です。
僕が以前入選した写真新世紀の審査員をしてたりしました。
パリ、京都で撮影したここ10年くらいのシリーズと過去の写真集からのプリント数点で構成されておりました。
意外だったのがパリの写真と並列される彼自身によるドローイング。
そのドローイングの真意もつかめないまま土砂降りの原美術館をあとにしました。