Archive for 'アトリエ'

5月に入って新しいモチーフになりました。
思いっきりシンプルなので逆に戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。
空間を意識して描いて下さいね。

恒例のクロッキー会お知らせです。

1回目5月31日 女性ヌード

2回目6月28日 女性コスチューム

いずれも17時30分~20時30分
受講料は1回3,240円です。
両日申込して頂くとお安くなり5,400円となります。
リーズナブル!
早めにお申込み下さい。

GW突入です。
30日で今のモチーフは終わりなのでみなさんラストスパートですね。

新しい次のモチーフはまだ考え中ですがこんなスケッチでイメージを作っております。
乞うご期待でございます。

仕上がり具合はいかがでしょうか。
B全サイズでデッサンに挑んでおります。
逆光で枕木がどんと手前に向かって来る迫力ある構図です。
逆光なのでいかに暗い所と明るい所のエリア分けが出来るかが勝負です。
暗い中の細部に気を取られて、必要以上にコントラスト強く描いてしまったり明るく描いてしまうと全体のバランスが保てなくなり、雰囲気も出ないでしょう。

教室の熱気が伝わってきますね。

ついにこちらの作品完成しました。
作品を重ねるごとに密度、完成度上がって来ております。
達成感を毎回感じられるって素晴らしいですね。

本人はついつい何となくオイルで絵具を溶いていた癖をやめたら
しっかり絵具を重ねられることが出来たし発色も良くなったと語っていました。

オイル、溶剤は使えばいいという物ではなく、やはり適材適所、必要とするタイミングで使うべきなんです。
チューブから出したままの絵具は一番発色がいい状態です。
そのいい状態をなるべく保ってあげることがいい作品への道ですね。

さて、あっという間にゴールデン ウィークですね。
5月3日祝日に恒例の野外写生会です。
いつもの山本有三記念館にて行います。
お天気がいいことを祈りつつ、去年はとてもいい天気でたくさんの方に参加頂けました。
とてもいい雰囲気の庭で描いて、ランチして、いい一日が過ごせます。
奮ってご参加ください。

今日の研究科

4月になりました。
桜も散り始めて季節の変わる流れが速過ぎてついていけませんね。

さて、こちらお花のデッサンです。
細かいし、花もたくさんあるし、大変です。
根気で描いてる雰囲気が伝わってきます。

こちらはハスのモチーフから構成して油絵です。
ドローイング的な線と何層にも重ねて乾燥させておいた絵具の下地を削ったりして複雑な要素で絵を作り上げていきます。
「図」であるハスの形が強くなりすぎたら「地」部分の絵具を重ねたり削ったりして全体を動かしてバランスを取っていきたいですね。

きょうからスタートの新人さんです。
少し小さいながら も複雑なモチーフをバランス良く構図納めてきました。
やはり少し構図が小さかったのでもう少し画面一杯使うように修正します。
その際にざっくりした線だけで形を追い続けるとどんどん形がボケて来てしまうので、物の角や、物と物が重なる所、接地面、などなどポイントになる部分を点で押えていくという鉛筆の使い方もそこで指導させていただきました。
ずいぶん構図、形がしっかりしてきました。

実は先程の花のモチーフみたいな複雑なモチーフ程ほどポイントを押えていくという見方が重要になってきます。
では頑張って描いていきましょう!

今日も大雪です。
皆さん足元悪い中、研究科展も近いので熱心にいらっしゃいました。
無事に帰れましたでしょうか。

ムサビの通信課程に通いながらもフランにてさらに描き続ける熱心な生徒さん、
今回は旅先で出会った月夜の修道院の風景を描いています。
最近はだいぶ油絵の進め方、描き方に悩んでいらっしゃったようですが少し突き抜けたようですね!
この構図なのでやはり参考にするのはモネのルーアン大聖堂ですね。
空気感というか、空間を描くことが課題でしたのでモネはぴったりのお手本です。

建物のアウトラインに沿って中を塗り分けていくのではなく、極端に言うと点描のようにタッチを「重ねて」いくことで(タッチを「並べる」のではなく「重ね」ます)色の層が出来てきます。
そして点(タッチ)がアウトラインの固さを打ち消して背景とモチーフの関係が柔軟に現れてくるという狙いです。

完成までもう一息、頑張りましょう。

今週はまだ雪の残る原美術館へ行ってきました。
ミヒャエル ボレマンスという画家の展覧会です。
私が2003年にニューヨークに行った時David Zwirnerという現代美術のギャラリーでたまたま彼の個展に出くわして度肝を抜かれました。
こうして日本でまとまった作品が見ることができて時代の流れを感じました。
会場は非常にいい空間で、作品も普段描いている皆さんの参考になる物ばかりだと思いますのでぜひ見て来て下さい。

今日の研究科

きょうは午後から雨が雪に変わり、一時は大粒の雪がハラハラと舞っておりました。
そんな天気にもかかわらず研究科展を控えている生徒さんたちは熱心です。

水彩もゆっくりゆっくりと着実に進んでいます。
今日のポイントはモチーフそのものは勿論なのですが、それが床に落としている影や隣り合った背景を充実させていくことで絵の完成度が上がっていくという点です。

こちらはF80号の油絵。
デッサンを経てようやく色が入り始めました。
土着的で魅力的な色です。
この上にどういう色が重なっていくのか楽しみですね。

先週はずっと東北におりました。
岩手の名 湯、松川温泉を訪ねた時に有名なボンネットバスに出くわすことが出来ました。
1968年式。引退も検討したらしいですがいろんな車のパーツを寄せ集めてエンジンを載せ換えたばかりだそうです。
運転席の時代の経た感じが言葉にできない迫力と懐かしさを醸し出していました。

今日の研究科

熱心に午前中から通っていらっしゃるお二人の絵がなかなかいい感じです。
今日も一日いい日になりそうな気分になります。

こちらはいま組まれている大型静物。
細部のバランスと明暗の捕まえ方、アウトラインで区切って行くのではなく、アウトラインを横断して大きい空間へとつなげていこうとする意識、まだ慣れていないものの正しい方向を向いて描けている気がします。

こちらは本で見つけた素敵なマダムたちの写真から描きおこしたもの。
薄ーくのばして載っけていた絵具がよりしっかり乗るようになってきました。
どちらも楽しみですね。

1月の研究科の授業も通常通り始まっております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今回のモチーフです。
ロマネスク、ゴシック…という感じでしょうか。
研究科展も2月の末に迫っております。
みなさん制作頑張って下さい。

きょうはみなさん構図をとっています。
切り取り方は無限にあるのですが目安にしたいのが余白の空き方のバランスです。
ひとつ参考にしてみて下さい。
モチーフばかり気にしているとあららってかんじになってしまいますよ。
見えない部分も気にかけてあげて下さい。

寒い日が続 いていますが年末年始ははさんで北海道の往復でした。
年末は暖かかったけど先週は極寒でした。

ご無沙汰しております。
しばらく留守にしてしまい失礼いたしました。

早速ですがお知らせです。
あさっての12月8日(日曜日)に恒例となりました研究科合同講評会と、忘年会!を行います。
講評会は16時半から2時間程。お茶しながら和気あいあいとした感じで行います。
それが終了次第会場を移して忘年会です。
どちらかの参加でもおっけーです。
研究科展に向けての作品チェック、生徒さん同士の交流、講師へのグチり!などなど奮ってご参加くださいませ。

今日は研究科に新人さん登場です。
無料体験で気に入って下さってデッサンを勉 強したくなったとのことです。
なかなかいい出だしで期待が持てますね。
水張りみたいな地味な作業もおもしろいっ!て喜んで頂けました。

さて、留守中は色んな所にいましたが最後はもうすっかり冬の立山にいました。
いろんな意味で大荒れでしたが無事に下山することが出来ました。
牙を剥く姿でさえも美しく思えてしまう、とても複雑な気持ちになる立山でした。

新しいモチーフもぼちぼち2回目に入ってる生徒さんも多いでしょうか。
構図も決まってやっと下塗りが終わって…
ここでどんどん絵具乗っけておかないと描き込みはじめてからああしとけばよかった…なんてことにならないように、焦らずじっくり大胆に、というのがこの段階でのテーマですかね。
タヌキがじっと見てますよ。

ところで先月末に用事があってオーストラリアに行ってきました。
一日フリーな時間をもらえたのでバスと電車を乗り継いで約2時間、ブリスベンのクイーンズランド州立美術館に行ってきました。
いわゆる美術史的には全部を扱うQLD ART GALLERYと現代美術のGOMA(gallery of modern art)他にもいろいろ博物館もパフォーマンス系シアターもいろいろあるんですが、ブリスベンのダウンタウンから川を挟んだ一角に全部集まっています。
基本展示は無料で、館内撮影も可。開放感が合って小さい子が沢山来ていて美術になじんでいる雰囲気は素敵でした。

特にGOMAはオーストラリア内のみならず、あんまり見れない南半球(南米、アフリカ、アジア、オセアニア)のアーティストたちの作品が多く集められていて、興味深かったです。

イギリスの植民地であって、アボリジニという先住民族がいて、どっちの流れもあるオーストラリアの美術史は、日本に置き換えてみると古来の美術の流れと明治以降の西洋美術が入ってきてからのぐだぐだ感がどこか共通しているようでとても考えさせられました。

機会があればぜひ行ってみてください。

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