Archive for 'アトリエ'

連日暑くてなんとかなってしまいそうな天気ですがそんな中、
フリースクールは早3回目になりました。
みなさん熱心に描いております。
今年のモデルさんはセーラー服の女子学生、バイオリンを持っております。

さて進み具合はいかがでしょうか。
軸の狂い、バイオリンの形の狂いなどに気をつけて、あと一回で仕上げなのでそろそろ
描きこみも進めながら…
なかなかまとまって描く機会のない人物ですがなんとか完成に持ち込みたいですね。

完成は「なんとか」の先にかろうじてやってきます。
すっとできてしまう絵ではなく、自分の中で悪戦苦闘し た末にあれ、やってきたよ。
みたいな絵がきっと素敵な絵と言われるんだと思います。

がんばりましょう!

今日の研究科

講評会も終わり、研究科の7月の授業も20日までとなりました。
あっという間です。

今日も風の強いなか生徒さん作品を仕上げに来てました。

石膏のトラ、ライオン?鉛筆デッサンで仕上げです。
顔から胴体にかけて側面と背中側の面をおおきく明暗で分けてうまく全体での立体感を出せるかがポイントでした。
結構像自体の表面の筋肉の描写が目立つ石膏像でしたので、そういう表面的な部分のみになってしまわないように注意です。

こちらは静物モチーフを画面上で組みなおしてアクリル絵の具での色面、線で構成していきます。
アクリル絵の具で水で解きながら でしたのでほとんど絵の具自体のテクスチャはなく、
支持体もキャンバス風のボードで絵の具がつるっとすべる感じ。
その風合いを生かして行こうとした時にやはり線か面の色の選択、塗りの表現などで押していくといった方向性が見えてきました。

研究科お知らせ、告知

今月12日日曜日、研究科の講評会、および懇親会行います。
時間は4時半から。
前半の締めくくりです。
ぜひみなさんご参加ください。
お茶を片手にみなさんの作品に耳を傾けましょう。
そしてそのあとは懇親会でおいしいビールで乾杯しましょう!

今月の研究科の授業も20日までです。
夏の間はお休みさせていただきますが
7月26日、8月2、9、16日いずれも日曜日の午後、恒例のサマースクール行います。
今年のモデルさんはセーラー服だそうです。
ぜひこちらも!

そして最後に研究科生徒さんが参加されるグループ展のお知らせです。

第26回創人画会展 
7月13日から18日まで
銀座3-5-6井上画廊にてです。
川島さん、川原さん、藤木さん、矢沢さん、吉田さんの5名がフランから参加です。
普段から勢力的に制作を行っている生徒さんたち。
ぜひ晴れ姿を見に行ってあげてください。

今日の研究科

今日は1日土砂降り。
そんななかよく来たねと皆さん口々に言いながら長靴はいてたり雨具着てたりといった日でした。

こちらは水面を描き続けてやっと完成です。
最近、本人も本気出してきたのかこちらのアドバイスをうまく飲み込んで表現できるようになってきたようです。
いいことです。

宮島に旅行で行った時の風景の写真から描いています。
色とタッチがのびのびと魅力的に描かれています。
この時点では写真とはちょっと違う方向に行ってるのでどういう風に仕上げていくのか、
どんな形であれこの魅力を完成した時も保たれていれたらいいなと思います。

7月になりました。
7月12日は研究科の講評会です。
7月の授業は20日で終了で8月いっぱいまでおやすみです。

おやすみの間は毎年恒例の日曜午後限定でオープンスクールあります。
また詳細は追ってお知らせしますね。

今日は木炭デッサンで静物始める生徒さんいらっしゃいました。
デッサンの最初は構図をとって形をとりますね。
形をとるというのはついついアウトラインを引くことになってしまうのですが、
この段階では一つ一つのモチーフのアウトラインを描いているとモチーフどうしの関係に意識が行かなくなるので
構図がおかしくなるパターンに陥りやすくなります。
あと、そもそも立体物であるモチーフのアウトラインに意識が行き過ぎると、
見えない奥の部分、見えている一番手前に出っ張っている部分を意識しなくなります。
その結果空間が出なくなる、立体的に見えなくなるといったことに なりがちです。

大事なのはモチーフの形でポイントになる部分を自分で作り、そのポイントを実際に点として画面に作り、その点どうしの位置関係を
画面上で比較していくという方法です。
なかなか難しいですが、客観的にものを見る練習として取り組んでいただきたいと思います。

構図がだいたい決まってきたら大きな調子を入れます。
この時にはどっちから光がやってくるのか、
その光がモチーフのどの面に当たるのか、どの面が暗くなるのか、それを画面全体で統一できているかを確認しながら進めていきます。
今日はそこまでで時間がきました。
次回頑張りましょう。

こちらは木炭での石膏デッサンの 続き。
もう1回くらいで仕上がるといいですね。
描き進めていくにつれて軸がずれ始めてきました。
そうなってくるとその像の顔に似なくなってきます。
「なんか似てくれないなあ」
そう思った時は軸がずれている時です。
似ないのでまぶたとか目の大きさとか細かい部分を一生懸命いじるのですがいっこうに似ない、そういう時は軸から取り直しです。
そこに向き合わないと絶対似ません。
頑張りましょう。

こうやってデッサンをすることによって自分の欠点が出てきます。
なかなかしんどいことでもありますが、こうすることで次のステップに進むいい機会と思いますので
たまにデッサン漬けになるのもいいと思 いますよ。

おしらせです。
0号展(ゼロゴウテン)を今年もやることになりました。
10月12日から18日、会場は前回と同じカフェハイファミリア。
ただいま研究科の皆様の申し込み受け付けております。
締め切り7月14日です。
皆様の参加お待ちしています!

今日の研究科

6月です。梅雨入りです。
でも火曜日の午後は相変わらず盛況です。
みなさん大胆に絵の具を乗せていいかんじです。
もうすぐ完成も見えてきますね。

こちらは石膏デッサンを木炭で描き始めです。
何枚か石膏デッサンを続けて描いているようですがどうしても
表面的になってボリューム感に乏しい、構造をうまくつかめないままなんとなく描いてしまうというような悩みを抱えているようです。
写真はピンボケですが、この段階ではピンボケで構いませんので大きいボリュームを捉えられるかどうかです。
ブルータス像の表面の布のシワに騙されずに筋肉質な体の構造をつかむことから始めて、
次の段階では布もうまく利用しながらボリューム感をよ り強めていきます。
表面的になるのを恐れて細部をかけないというパターンもありますが、表面を積極的に描いてボリューム感につなげていくということも大切です。
表面を描いて逆に平面的になってしまう場合は、そこからガーゼや太い木炭を使って大きい仕事を再び入れてボリューム感を大きくつかみ直します。
そんな試行錯誤を繰り返しながら進めて行きます。

1回目のクロッキー会も終了しましたが2回目が今月27日に行われます。
みなさん要チェックです。
そして早くも7月12日の研究科講評会のお知らせ出ました。
今年前半の締めくくりです。
ビールが美味しそうな季節ですね。

今日の研究科

あっという間に4月です。
そして桜も満開です。

お久しぶりの火曜日の生徒さん達です。
鮮やかな色のモチーフを透明水彩で描いています。
鮮やかな色のモチーフはかえって難しいですが、うまく白い水差しを引き立てるのに使えていますね。

面白い作品を描いてきた生徒さんに作品のお話を聞きました。
ヴラマンクがモデルの女性とスカイツリーの見える部屋で…
という一場面を描いたそうです。
ヴラマンクといえば佐伯祐三とのエピソードが有名ですが、
この生徒さんは結構アートに興味のある方なので、このテーマが改めてここに来たか、というのがとても感慨深いですね。

今日の研究科

大変ご無沙汰しております。
なかなかブログを書く暇もなく大変失礼してしまいました。
研究科は何事もなくいつもの日常です。

モチーフも春らしい色合いのものに変わっております。
みなさんいい作品を描いていますね。

大きい作品を描いている方もいます。
自分のこだわりをしっかり持って、周りに惑わされず突き進んでいければいいと思います。
きょうは「しっかりポイントとなるポイントを作りながら」、ということをポイントにしてアドバイスさせていただきました。

我がアトリエフランの美術科主任講師、尾藤先生がこの春で退任されることになり ました。
故郷の郡上に戻り、制作に専念するということです。
その退任パーティをアトリエフラン講師OB、元生徒など所縁のある方々で行いました。
笑、涙ながらのしみじみとしたパーティーでした。
春ですね。

今後ともアトリエフランをよろしくおねがいいたします。

新年のご挨拶2015

あけすぎましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております。

ということで今年最初のモチーフはシックにモノトーンにまとまったものになりました。

微笑んだ少女の石膏像がアクセントですね。
早速その少女像をデッサンで取り掛かっている生徒さんです。
結構首をひねってうつむいているという動きが大きくて、その動きをしっかり大げさなくらい出してあげることが
いい形に繋がると思います。
微笑んでいるのですが、あんまり表情に意識が引っ張られすぎるとわざとらしい表情になってしまう ので
顔のみならず全体のバランスをきちんと意識することが大切です。
これは基本中の基本ですが、基本こそが一番難しいですからね。
年の初めにデッサン、なかなかいいんじゃないでしょうか。

今年は年明けから雪が多いですね。
私の実家もこのとおり。
そのあと仕事で北海道にいってきましたが報道にもあった通り大荒れの天気。
千歳から羽田の便が遅れに遅れて羽田に到着したのが午前2時でした。

みなさま良い年でありますように。

ご無沙汰しております。
あっというまに研究科の今年の授業も今週いっぱいとなりました。
今日の金曜日はみなさん作品の仕上げです。

ブログもご無沙汰でしたので写真をまとめてご覧ください。

この秋は石膏デッサンを頑張りましたね。
この粘りが新春からの制作にきっと役に立ちますから。

クリスマスっぽいモチーフなのでクリスマスっぽい作品も出来上がっております。

去る今月7日、研究科の講評会がありました。
偉そうに講評する側ですが、熱のこもった作品ばかりで見てて大変面白かったです。
そのあとは恒例 の忘年会でした。
いい年末をお迎えください。

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