Archive for 'アトリエ'

黒バックモチーフもだいぶみなさん形になってきましたね。

ベテランKさんも最近だいぶ制作で悩んでいましたが得意のスケッチとタブローとの違いは?同じ所は?という話をしてだいぶ自分のよさを引き出せてきました。
完成までその良さを引き出し続けられるか、壁をなんとか打ち破りたいですね。

Mさんも2回目にしてすでに完成への方向性が決まってきました。
しっかりした絵具の乗り、明暗の再現、なかなかよいです。
この絵の場合はローアンバー単色で背景を作っています。
次第に色数も増やして行きたいですがこの段階では決まっていますね。

こちらアトリエ・フラン研究科新人さん。今日が2回目。
すでに経験があるのでまず自分の制作からはじめてみましょうかと、ペットの亀さんをモチーフにアクリル絵具で描いています。
なかなかにぎやかで色がうまく主張しはじめました。
完成が楽しみですね。

展覧会のおしらせです。
金曜日の川島さんが出品します。

第79回旺玄展
上野の東京都美術館にて
2013年5月22日(水)から30日(木)まで
午前9時30分から午後5時30分(入場は午後5時)
※最終日は午後2時30分までの入場、3時に終了

GW前まで50号の迫力のある絵を2点、仕上げておられました。
皆様ぜひご高覧ください。

新モチーフ

組みましたよ。
思い切って黒バックです。
シャルダンとかイメージして描いちゃってもオッケーですよ。
器を多く配置したのはモランディーをイメージしてます。
そしてパレットに筆に油絵の具が置いてあります。
描く事で自己言及的作品になります。
と、まあむずかしい事は置いといて。

黒バックですけど絵具で描く場合はそのままブラック使っちゃうのはちょっと待ってください。
おすすめはブラックを使わずに黒を表現することです。

詳しくはまたのちのち。
若しくはこんど僕捕まえて聞いてくださいね。

今度の金曜日はいよいよ野外写生会。
天気も今の所の予報では良さそうかな。
研究科の参加者もいまのところ7人。
盛り上がり そうですね!」

今日の研究科

きょうは一日通じて混み気味の金曜日。
来週で終わるモチーフの仕上げでしょうか。
写真は先週からの続き。だいぶ進んでまいりました。
勢いに乗って細かい事気にせずどんどん絵具をたっぷり重ねて行ってほしいですね。

このモチーフが終わった来週の火曜日に新しいモチーフを組みます。
お楽しみに。

来週はGW。野外写生会も人が集まってまいりました。
ぜひご参加ください。

そして我が家もこいのぼりあげました。朝は凪いでてこんな有様でした。

ご無沙汰しています。
これからは毎週ばりばり更新しますのですいません、これからもよろしくおねがいします!

金曜日の生徒さんもなかなか見れずに申し訳ございませんでした。
来週は現在のモチーフも最終週で、作品〆切の方もいらっしゃるので最後までばっちり制作のフォローさせて頂きます。

新しい作品に取りかかる方もなかなかおもしろそうです。

直前になってしまってますがゴールデンウィーク中のイベントのお知らせです。
5月3日の祝日金曜日に近所の山本有三文庫にて野外写生会を行います。
素敵な洋館と素敵な庭があり、スケッチするにはとてもいい場所です。

中田もF10くらいのキャンバスで描いちゃおうと思っていますのでぜひ冷やかしにきて下さいね!
10時から16時半くらいまでを予定していますが途中参加途中下車も可能ですのでぜひぜひふるって参加してくださいね。
まだまだ未熟ですが受験生も連れて行くのでいろいろ交流できる場にもしたいと思っております。

参加ご希望の方は一言スタッフにお伝え下さい。
電話でも構いません。
参加費は特にありません。山本有三文庫は建物の中に入る場合は入館料がかかります。300円くらいかな。
庭の散策にはお金は特に必要ありませ ん。
どうぞよろしくお願いいたします。

3, 4月のモチーフ

研究科の皆様お久しぶりです。

今回モチーフを組みました、佐々木です。

まず今回のモチーフのカギとなるのは「壁」です!

見ていただいた通りいつもより壁にモチーフを密着させています、そのためどのものを描こうとしても壁との関係性が出てくるはずです。その壁を逃げずにきちんと描くかが作品の善し悪しに大きくかかわってくるでしょう。ポイントは油彩ならしっかり絵具をのせる、デッサンも鉛筆を長いストロークでしっかりのせましょう。

置かれているモチーフ自体はそこまで複雑なものははありませんのでよく見て描いて頂ければ大丈夫!

また、一見正面性の強く見えるモチーフですが斜めからの構図もカッコよく取れると思います、オススメです。

素敵な作品ができるのを楽しみにしています。

研究科生の作品紹介

研究科生のN.Tochiharaさんの作品です。

4年ほど前入会され、一から油彩をはじめられましたが、犬や猫を描かせたら今やプロ級の腕前!
自宅のペットや近所をうろつく野良などをデジカメにおさめ制作しています。
動物好きにはたまらない作品と思い、本人に承諾を得て最近作を紹介させていただきます。
私の家にも猫ちゃんが居ますが、まだ一度もモデルにしたことがありません。かわいそうな猫です。
飼い主を恨みなさい。
N.Tさんには、もう少し描きためたら個展をやってみてはと進めているのですが。
ご本人は、とんでもないというばかり。
そんな訳で、また機会を見つけて紹介させていただきます。

お楽しみに!

2月になりました。

今日は金曜日ですが水曜日の方がふたりいらしたのでまた水曜日からやり直し?とかおもわせる一日でございました。

さて、金曜日の生徒さんの作品です。
抽象画ぽいですね。
海辺の風景がとっかかりとなっているようです。

抽象画は見る側にとってはどう見て良いものか悩むという方も多いかと思いますが、
モンドリアンが木の枝やしょうが壷のモチーフからアウトラインを次第に単純化してあのスタイルに行き着いたのは有名な話でございます。

僕が思うに、ですが人間は全く見た事がないものをゼロからイメージする事は不可能だと思うので、いわゆる「抽象画」と呼ばれるものはかならず何かモチーフがあるはずなんです。
例えばリンゴの表面を拡 大鏡でみていくとそれは「リンゴ」ではなくて抽象的な色と光で見えて来ると思います。
目が悪い人が海辺の風景を見るとき、メガネを外すとぼんやりした抽象的な風景として見えて来ると思います。
ということはそれはやっぱり具象画ですよね。
そう考えるといわゆる抽象画も親しみやすくなるのではないかな??
そして描く方も抽象画を描いているのではなく、あるものを見て描いているのと同じような意識で描く事が本質ではないかと思います。

もちろん人それぞれのスタイルがあるので、これも考え方のひとつとして捉えてもらえれば、と思います。
わたしはこんなんで描いてるよってのがあれば教えてくださいませ。

冬もど真ん中ってかんじですが、最近の僕はフランに来るために東京に戻ってきてるみたいな生活を送っております。
1月後半は東京ー島根ー東京ー仙台ー東京ー清里ー白馬-東京てな感じ。
おとといの水曜日は爆風の八方尾根北面を滑ってきました。

1月のモチーフ

大変遅ればせながら今年も皆様よろしくお願いいたします。

1月の授業もすでに開始してそろそろ2週間にもなろうという頃です。
とりあえず新年にふさわしい?モチーフを組んでみました。

どこからでも、いくつも切り取れる要素を含んで組んだつもりです。
おすすめは真正面からみた構図です。
早い者勝ちですよ。

このモチーフ、なかなか生徒さんからは好評と聞いております。

先週は大雪に見舞われましたがフランのベランダもこんな感じで、
僕は大雪の14日は長野にいましたが高速道路が全滅で東京に帰れず大変でした。
15日は午後から出勤する予定でしたがもうあきらめて長野で寝ていました。
が、結果的に無事に出勤。あーよかった。
足 下の悪い中、描きに来てくださった研究科の方おつかれさまでした。

正月は毎年の事ながら金沢に帰省。
今年も21世紀美術館詣でです。
今年は家族3人で行きました。
息子は村上隆のシーブリーズを前に眩しそうにしてました。
21美の目玉であるレアンドロプールも泳いだし。
息子は9ヶ月にしてすでに3美術館デビューです。
いつまでついてきてくれますことやら。

ということで今年もおつきあいくださいませ。

お久しぶりです

大変ご無沙汰しております。
留守が多くて大変失礼いたしました。

今年もあっという間に終わりに近づいてきております。
先週の講評会は内容を少し変えて、盛況に終わったようです。
そのレポートはまた加藤先生からしていただくとして…

金曜日の授業も今日が今年最後となりました。
それぞれ課題を残しつつ、他の曜日に振り替えてなんとか今年中の完成を目指すようです。
皆さん熱心です。
金曜は自分の制作を熱心に行う方が多いです。
アトリエ・フランは基本的な技術を習得する事はもちろんですけど、こういう制作にも積極的に対応します。
そして展覧会、作品集などにつながっていく方もいらっしゃいます。
来年もいろんな作品が見られるといいですね。

今年は雪が早いです。
先月の末、立山室堂でテント泊してきました。
吹雪いていたのが急に晴れて星が降ってきそうな夜でした。

モチーフ攻略!

前回の投稿でも照会した今月のモチーフ、ススキがどうもネックなんでしょうか、みなさん苦戦している印象があります。
ちょっとボリュームありすぎてまわりのモチーフ喰っちゃってる感がなきにしもあらずですが、
ちょっとスケッチしてみたので参考になりますでしょうか。

ススキは穂先がふわってしていて柔らかいのがススキらしさであって、実際それを絵に描こうとするとなんとなくぼやっとさせたくなる気持ちはよーく分かるのですが…
ガラスなんかもそうなんですけど、透明だからぼんやり描くんじゃなくて透明だから透けて見えたり写り込む物をシャープに描かないとガラスにならないです。
ススキも結局ぼかしてしまうとススキになりきらず、しかも背後にある浴衣なども上手く描く事が出来なくなります。
結局、まわりも利用しながら穂先までしっかり形を決めてあげる事がコツなような気がしています。
鉛筆では柔らかくも、その輪郭は決してぼかさず。
上手くまわりを利用してあげてください。

この週末、水戸芸術館で「311とアーティスト」と題された展覧会を見に行きました。
震災後に行動したアーティストたちの記録です。
人それぞれですけど、そこで動いた何人かの作品からはちょっと胸ぐら掴まれたような感じがしました。

ところで長男も連れてったのですが、ベビーカーを貸し出しているので借りて鑑賞しようとしました。
すると水戸芸の展示室への入り口って階段なんですよね。けっこう狭めの。
どうやって上がるんだろ、とおもったらヒミツの隠し扉の先からエレベーターが現れてそこから案内されました。
途中でうんちたれたのでオムツ交換しようと思ったらやはりエレベーターで案内。
けっこう長い時間掛けてみてたので最後お腹がすいてぐずり気味。
授乳室は水戸芸にはないと聞いていたんだけど試しに聞いてみたら学芸員室の奥の応接間を貸してくれました。
子供のおかげちょっとVIPな雰囲気を味わう事が出来ました。
嫌な顔ひとつせずこういう対応をしてくれるところにちょっと感心した美術館体験だったのでした。
そんな水戸芸のトイレで撮った1枚です。

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