4月になりました。
桜も散り始めて季節の変わる流れが速過ぎてついていけませんね。
さて、こちらお花のデッサンです。
細かいし、花もたくさんあるし、大変です。
根気で描いてる雰囲気が伝わってきます。
こちらはハスのモチーフから構成して油絵です。
ドローイング的な線と何層にも重ねて乾燥させておいた絵具の下地を削ったりして複雑な要素で絵を作り上げていきます。
「図」であるハスの形が強くなりすぎたら「地」部分の絵具を重ねたり削ったりして全体を動かしてバランスを取っていきたいですね。
きょうからスタートの新人さんです。
少し小さいながら も複雑なモチーフをバランス良く構図納めてきました。
やはり少し構図が小さかったのでもう少し画面一杯使うように修正します。
その際にざっくりした線だけで形を追い続けるとどんどん形がボケて来てしまうので、物の角や、物と物が重なる所、接地面、などなどポイントになる部分を点で押えていくという鉛筆の使い方もそこで指導させていただきました。
ずいぶん構図、形がしっかりしてきました。
実は先程の花のモチーフみたいな複雑なモチーフ程ほどポイントを押えていくという見方が重要になってきます。
では頑張って描いていきましょう!
研究科展も無事終了してまた普段通りの時間が戻ってきました。
新しいモチーフも組みました。
色がなくて地味なモチーフですがとても雰囲気はあるので是非取りくんで見て下さい。
早速取り組んでいる方の絵は研究科展を経てレベルアップしてますね。
次回の研究科展がたのしみですね!!
こんにちは、ブログでは久々の加藤でございます。
みなさまのおかげを持ちまして、3月2日(日)に2014 研究科展が終了しました。
出品者の方々、来場者の方々本当にありがとうございました。
会期中の6日間の来場者数は517名。前回の479名を上回る盛況でした。
およそ2年に1度の間隔で開催して来た研究科展も、今回で9回目を迎えたとのことで、次回は記念すべき第10回!みなさま次回へむけてどんどん制作しましょうー!というのは少し気が早いでしょうか。
まずはホッと一息。みなさまお疲れさまでしたー。
今回も多くの研究科の生徒さんにご参加していただき無事に研究科展初日を迎えることが出来ました!
まずはご協力頂いた生徒さんにお礼申し上げます。
搬入手伝いにも沢山来て下さり、慣れているベテランの方々を中心にテキパキと進めて頂いたのでとても助かりました。
夜からは開会式とぐるっと回って作品鑑賞しながら生徒さんの出品作品紹介を行いました。
その一部の方々をご紹介。
Yさんの作品、ジャスパー・ジョーンズの作品をベースに過去に描いたご自身の絵の写真をコラージュしています。カッコいい作品ですね!
Hさんの作品、独特な俯瞰の構図がとても面白く、絵の中に様々な物語が描かれています。
Kくんの作品、写真をもとに丁寧に鉛筆で描いています。さらにそれを描くことに決めたエピソード(コンセプト)がユニークで作品の面白さに繋がっていますね。
Kさんの作品、ご自身が旅行された時に描いた水彩のスケッチをもとに描いた油彩。その土地空気感を感じさせる色味がとても素敵です。
それぞれの作品に対する思いを聞けて短い時間でしたがとてもおもしろく充実した内容となりました。最後に生徒さんからのリクエストで講師陣の作品紹介もさせていただきました。
そしてその後は会場を移して居酒屋での懇親会。
無事に展覧会が始められた安堵感からか生徒さんも講師陣もついついお酒が進み…(笑)。
3月2日(日)17:00まで開催していますので是非お越しください。
2014 アトリエ・フラン研究科展
2014年2月25日(火)~3月2日(日)
三鷹市美術ギャラリー(全館)入場無料
11:00~20:00(最終日は17:00まで)
講師 佐々木
今日も大雪です。
皆さん足元悪い中、研究科展も近いので熱心にいらっしゃいました。
無事に帰れましたでしょうか。
ムサビの通信課程に通いながらもフランにてさらに描き続ける熱心な生徒さん、
今回は旅先で出会った月夜の修道院の風景を描いています。
最近はだいぶ油絵の進め方、描き方に悩んでいらっしゃったようですが少し突き抜けたようですね!
この構図なのでやはり参考にするのはモネのルーアン大聖堂ですね。
空気感というか、空間を描くことが課題でしたのでモネはぴったりのお手本です。
建物のアウトラインに沿って中を塗り分けていくのではなく、極端に言うと点描のようにタッチを「重ねて」いくことで(タッチを「並べる」のではなく「重ね」ます)色の層が出来てきます。
そして点(タッチ)がアウトラインの固さを打ち消して背景とモチーフの関係が柔軟に現れてくるという狙いです。
完成までもう一息、頑張りましょう。
今週はまだ雪の残る原美術館へ行ってきました。
ミヒャエル ボレマンスという画家の展覧会です。
私が2003年にニューヨークに行った時David Zwirnerという現代美術のギャラリーでたまたま彼の個展に出くわして度肝を抜かれました。
こうして日本でまとまった作品が見ることができて時代の流れを感じました。
会場は非常にいい空間で、作品も普段描いている皆さんの参考になる物ばかりだと思いますのでぜひ見て来て下さい。
きょうは午後から雨が雪に変わり、一時は大粒の雪がハラハラと舞っておりました。
そんな天気にもかかわらず研究科展を控えている生徒さんたちは熱心です。
水彩もゆっくりゆっくりと着実に進んでいます。
今日のポイントはモチーフそのものは勿論なのですが、それが床に落としている影や隣り合った背景を充実させていくことで絵の完成度が上がっていくという点です。
こちらはF80号の油絵。
デッサンを経てようやく色が入り始めました。
土着的で魅力的な色です。
この上にどういう色が重なっていくのか楽しみですね。
先週はずっと東北におりました。
岩手の名 湯、松川温泉を訪ねた時に有名なボンネットバスに出くわすことが出来ました。
1968年式。引退も検討したらしいですがいろんな車のパーツを寄せ集めてエンジンを載せ換えたばかりだそうです。
運転席の時代の経た感じが言葉にできない迫力と懐かしさを醸し出していました。
熱心に午前中から通っていらっしゃるお二人の絵がなかなかいい感じです。
今日も一日いい日になりそうな気分になります。
こちらはいま組まれている大型静物。
細部のバランスと明暗の捕まえ方、アウトラインで区切って行くのではなく、アウトラインを横断して大きい空間へとつなげていこうとする意識、まだ慣れていないものの正しい方向を向いて描けている気がします。
こちらは本で見つけた素敵なマダムたちの写真から描きおこしたもの。
薄ーくのばして載っけていた絵具がよりしっかり乗るようになってきました。
どちらも楽しみですね。
1月の研究科の授業も通常通り始まっております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回のモチーフです。
ロマネスク、ゴシック…という感じでしょうか。
研究科展も2月の末に迫っております。
みなさん制作頑張って下さい。
きょうはみなさん構図をとっています。
切り取り方は無限にあるのですが目安にしたいのが余白の空き方のバランスです。
ひとつ参考にしてみて下さい。
モチーフばかり気にしているとあららってかんじになってしまいますよ。
見えない部分も気にかけてあげて下さい。
寒い日が続 いていますが年末年始ははさんで北海道の往復でした。
年末は暖かかったけど先週は極寒でした。
先週の日曜日行われた講評会の様子です。
毎回参加してくれる方は今回も面白い、そして完成度の高い作品を見せてくれました。
今回初参加の方も、その人がどういう方かがわかるような作品でなかなか興味深く見せて頂きました。
写真の作品はもう15年近く通われているベテランの方の作品です。
今回から作風をがらっと変えてとてもビックリさせていただきました。
2月の研究科展が楽しみになってきましたね。
その後は忘年会。
もう写真を見ていただければわかりますね。
さあ、来年の忘年会はお待ちしてますよ。
ご無沙汰しております。
しばらく留守にしてしまい失礼いたしました。
早速ですがお知らせです。
あさっての12月8日(日曜日)に恒例となりました研究科合同講評会と、忘年会!を行います。
講評会は16時半から2時間程。お茶しながら和気あいあいとした感じで行います。
それが終了次第会場を移して忘年会です。
どちらかの参加でもおっけーです。
研究科展に向けての作品チェック、生徒さん同士の交流、講師へのグチり!などなど奮ってご参加くださいませ。
今日は研究科に新人さん登場です。
無料体験で気に入って下さってデッサンを勉 強したくなったとのことです。
なかなかいい出だしで期待が持てますね。
水張りみたいな地味な作業もおもしろいっ!て喜んで頂けました。
さて、留守中は色んな所にいましたが最後はもうすっかり冬の立山にいました。
いろんな意味で大荒れでしたが無事に下山することが出来ました。
牙を剥く姿でさえも美しく思えてしまう、とても複雑な気持ちになる立山でした。